トヨタの本格クロスカントリービークル「ランドクルーザー・プラド」が、内外装のイメージを一新するマイナーチェンジ。大型フロントグリルやヘッドランプの意匠変更に加え、フロントバンパー、リヤコンビネーションランプ、リヤガーニッシュをリファインしています。さらにV6エンジンの上級グレードではクリアランスランプへLEDを採用しているのが、進化のわかりやすいポイントです。
インテリアでは、シート表皮(ファブリック)の材質や色を変更、スーパーUVカットガラス(フロントドア/撥水機能付)も採用しています。また、自車の体勢を表示する傾斜角モニターをはじめ、4輪のトラクションやデフロックの作動などオフロード走行支援を含めた様々な情報を表示する大型TFT液晶モニターも備えています。
走行性能においては、サスペンションをオンロードでの走行安定性や乗り心地の向上を狙ってリセッティング。走行環境に応じて、スイッチ操作でトラクションやブレーキの制御を切り替えるマルチテレインセレクトの走行設定を5モード(従来型は4モード)としています。
パワートレインは、直列4気筒2.7リッター+4速ATとV型6気筒4.0リッター+5速ATで、駆動方式はすべて4WD。2.7リッターのTX“Lパッケージ”に5人乗りを追加設定している。またボディカラーは、アティチュードブラックマイカ、ブロンズマイカメタリック、ダークグリーンマイカ、ダークブルーマイカの新色を含む、全10色の設定となっています。メーカー希望小売価格は、2.7リッターは318万円~377万円、4.0リッターが425万円~490万円となっています。
(山本晋也)