マツダのミドルサイズ・ミニバン「ビアンテ」がマイナーチェンジしました。2WD全車に直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」と、6速オートマチックトランスミッション「SKYACTIV-DRIVE」を搭載しているのがポイントで、これによりJC08モード燃費性能は14.8km/Lとなりました。また2WD車においては、DSC(横滑り防止機構)とTCS(トラクションコントロールシステム)に加え、ヒルローンチアシスト(HLA)を標準装備しています。
さらにマツダの新しいファミリーフェイスであるシグネチャーウイングや高輝度塗装の16インチホイールなどを採用したエクステリアが特徴的な「グランツ」が、従来の特別仕様車から新たにレギュラーラインナップに加わりました。
電動両側スライドドアやスライドドアイージークロージャーを全車に標準装備としながら、スペアタイヤを廃止(パンク修理キットへ変更)して床下収納スペースを増やすなど使い勝手も向上させています。また、3列目席から2列目席を操作する際にわかりやすくするためスライド用レバーを赤色に変更するといった工夫も施されています。
メーカー希望小売価格は2,278,500円~2,829,750円。4WD車は、従来通りの直噴エンジン+4速ATのパワートレインとなっています。
(山本晋也)