プジョーや三菱、トヨタ(TMG)などが参戦を表明しているパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムは、世界で最も有名なヒルクライムレースとして知られています。最近はEVカテゴリーの注目度やメーカーの本気度が年々高まっているようです。
6月25日〜30日、アメリカ・コロラド州コロラドスプリングスで開催される同レースに「チーム・ヨコハマ・EV・チャレンジ」を掲げ、横浜ゴムもオリジナルEVレーシングカー「BluEarth-A(ブルーアース・エース)」で参戦。
「走る喜びと環境との調和」と「電気自動車用タイヤの研究開発」を目的にチャレンジするという横浜ゴムは今年で5年連続の出場で、2010年と2011年と連続でEV歴代最高記録を更新し、昨年は自己ベストを21秒以上短縮した強豪チームです。今年は昨年マシンをアップデートし、ドライバーは昨年同様、塙郁夫選手が務めます。
標高2862mのスタート地点から4301mの頂上まで、およそ20kmを一気に駆け上がり、そのタイムを競う。156もの様々なコーナーに加えて、気温や天候の変化が激しい過酷なレースとして知られている「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」。今年も横浜ゴムの躍動に注目です!
(塚田勝弘)