欧州トヨタがコンパクトEVコンセプトを発表!全長は軽自動車クラス【動画】

トヨタヨーロッパが、次世代の軽量・低価格を提示するコンセプトカー「ME.WE」を発表しました。

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トヨタのヨーロッパデザイン&ディベロップメント(ED2)にてデザインされたという、このコンセプトカーは軽量であること、アフォーダブル(手頃)な価格であることを目指した次世代コンパクトの提案ということです。

全長は3.4mとほぼ軽自動車サイズながら全幅は1.7mを超える、ヨーロッパのBセグメントのサイズとなっていますが、そのキャビンはハンモックスタイルのベンチシートを前後に配置したプリミティブかつスタイリッシュなもの。イメージムービーでは、スマートフォンをステアリングにはめ込み、そのまま音楽を楽しむといったシーンも収められています。

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想定されているパワートレインは電気モーターで、駆動輪ひとつごとにモーターをセットするというもの。またボディはアルミチューブフレームで、全部で14kg軽量なPP(ポリプロピレン)のカウルは着せ替え式となっているよう。

環境問題や経済成長など様々な問題が考えられる世界において、将来的に自動車を楽しむということを意識したスタディでもあるという、トヨタ「ME.WE」。インテリアに竹を使うことで、日本的な雰囲気もアピールする、オルタナティブビークルの提案です。

●主要諸元
全長: 3440mm
全幅:1750mm
全高: 1600mm
車両重量: 750kg
シャシー: アルミチューブフレーム
ボディカウル:ポリプロピレン製シェル
パワートレイン: 各輪駆動 電気モーター(2WD/4WD)
バッテリー:アンダーフロア設置
空調:ヒートポンプ式エアコン/シートヒーター
デフロスター: HWDシステム(ウインドスクリーン加熱式)

(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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