VW「ゴルフ・カブリオレ」お手軽でエレガントながら価格も手頃な貴重オープン

4シーターでキャンバストップのカブリオレとなると、MINIコンバーチブルやFIAT500C、BMW6シリーズカブリオレやレクサスIS350C/250Cなんて物件もありますが、日本は決して豊富とはいえません。日本はオープンにあまり向かない気候なんかも影響しているのでしょうか。そんななか、ゴルフ・カブリオレは価格的にもサイズや実用上もファミリーで乗れる貴重なモデルです。

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今回の一部改良では、まず新しい純正ナビゲーション「712SDCW」を標準化。2年間の地図更新無料やITSスポット対応のDSRC、オンライン交通情報探索機能などを活用したルート案内などほか、iPhoneを接続することでニュースや天気予報、SNSなどの閲覧が可能です。

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また、後方視界をサポートするリヤビューカメラ「Rear Assist」を同時に標準装着し、オープンカーのネックである後方視界をナビのモニター画面でも確認できることで、ドライバーの視界をサポートします。カメラはリヤエンブレムにビルトインされるため、エレガントな佇まいは損なわれません。

さらに、瞬間/平均燃費、時刻、ドア解錠などの表示や設定が可能な「フルカラーマルチファンクションインジケーター」をメーターパネル中央に配置し、利便性と視認性を向上させながら、インパネの質感向上も果たしています。

価格は従来型よりも約23万円高の423万円ですが、この3つの人気装備標準化を考えると決して大幅な値上がりではないと思います。

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(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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