「トヨタ純正 86カスタマイズ車5台が東京オートサロンに勢揃い !」の中でご紹介した「86 TRD Griffon Concept」。
このマシンはTRDがトヨタ86をベースに仕立てた同社の実験車両で、サーキット走行データを今後の車両開発・商品開発にフィードバックすることを目的にしているそうです。
トヨタ86が持つポテンシャルを活かしつつ車体を軽量化、ボディー剛性、吸排気、足回りなどがサーキット向けにチューニングされています。そんな同車のコンセプト映像が登場。
昨年12日20日に筑波サーキットでシェイクダウンを終えたそうで、搭載エンジンはノーマルながらもFerrari 458 Italiaの1:02.24を超える「1分1秒872」のベストラップを記録。
前後バンパー、フード、ドア、トランク、リアウイングにカーボンファイバーを、フロントウインドシールド以外のガラスにポリカーボネートを採用するなどして、大幅なボディ補強にも拘わらず、オリジナルモデルよりも227kg軽量化(1,034kg)されているのが特徴。
TRDでは今後、2013年中にサーキットでの走行テストを計画しており、86用パーツのサーキット評価やFA20型水平対向エンジン用パーツの開発テストも実施する予定とか。
「86 TRD Griffon Concept」は86パーツ開発用の「走る実験室」とも言えるマシン。今後TRDから発売されるパーツにも注目です。
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