「次期クラウンはHVが主力の省エネ高級車に変貌を遂げる !?」でお伝えしたとおり、14代目となる新型クラウンのデビューが間近に迫っています。
既に各自動車雑誌やWeb上で新型の画像が出回っているようで、そのフロントマスクの「ワイルド」な変貌ぶりが早くも話題に。
そうした中、トヨタが新型クラウンの発表に先立ち、ティザーサイトを公開。
それによると、新型の発表日はクリスマスの12月25日。
大きく生まれ変わったクラウンをアピールすべく、CMにも色々と工夫が見られます。
CMではドラえもんがタイムマシーンで秀吉永眠後からの日本の歴史を振り返りながら現代へとワープ。一方、秀吉の「Re BORN」こと、北野 武もズラリと並べられた歴代クラウンを振り返りながら歩く途中、カバーで覆われた「新型クラウン」を発見。
そこへ現れたドラえもん(ジャン・レノ)と交わす二人の会話にも仕掛けが。
ドラえもん:オハヨウ! → 武:やぁ(ジャン)、乗れ(ノレ)!
ドラえもん: なぜ来たの(キタノ)? タケシ… → 武:この国が生まれ変わるためだよ…
折しも日本の未来を左右する衆院選が終わり、「権力より、愛だね」のコピーがタイムリー。
ティザーにはフォトアルバムが仕込まれており、新型クラウンのラジエータ・グリルとヘッドランプの一部が大きく映し出されます。
「GRAPHICS」のコーナーでは12月25日の新型クラウン登場をアピール。また「TIME MACHINE」では初代(1955年)から13代目クラウンまでを一堂に見ることが出来ます。
ちなみにWeb情報などによると、新型クラウンではガソリンエンジン車が8グレード、HV車が6グレードが用意されるようで、ロイヤルサルーンシリーズはV6 2.5Lエンジンに一本化、HV車の価格帯が現行V6 3.5Lモデルの540~620万円に対して、エンジンのダウンサイジング(直4 2.5L)等により410~543万円と77~130万円ほど引き下げられる模様。
またHV車はガソリンエンジン車比で53~60万円高に抑えられているようで、新型クラウンではHV車を販売の主力としたいトヨタの思惑が見てとれます。
Web情報を元に推定すると、グレード体系や車両価格はほぼ以下となっているようです。
<2.5Lエンジン搭載モデル>
ロイヤル:353万円 (HV:410万円・通常エンジンモデル比:+57万円)
ロイヤルサルーン:409万円(HV:469万円・通常エンジンモデル比:+60万円)
ロイヤルサルーンG:482万円 (HV:536万円・通常エンジンモデル比:+54万円)
アスリート :357万円(HV:410万円・通常エンジンモデル比:+53万円)
アスリートS:413万円(HV:469万円・通常エンジンモデル比:+56万円)
アスリートG:490万円(HV:543万円・通常エンジンモデル比:+53万円)
<アスリート 3.5L V6エンジン搭載モデル>
アスリートS:497万円
アスリートG:575万円
■新型トヨタ クラウン ティザーサイト
http://crown-reborn.jp/#/cm
【写真ギャラリーをご覧になりたい方はこちら】https://clicccar.com/?p=207402