まずは日本でデビューしたトヨタ・オーリスですが、日本仕様のパワートレインが1.5/1.8リッターのガソリンエンジンとなっているのに対して、欧州仕様にはディーゼルやハイブリッドも用意されるということです。
その欧州オーリス・ハイブリッドのエクステリアが公開されています。
全長4725mm 全幅1760mm 全高1460mmというスリーサイズが日欧仕様で共通なことからも想像できましたが、エンブレム周りやバンパー開口部の処理がわずかに異なり、ヘッドライトウォッシャーが装備されるくらいの違いでしかありません。
オーリスの特徴といえる、エンブレムを中心に左右につり上がったフロントグリル「キーンルック」によるグローバルデザインだけでなく、最小限のローカライズで世界に通用するスタイリングを目指したということでしょう。ホイールの意匠も同じ。まさにグローバルモデルにふさわしい、世界共通アピアランスというわけです。
果たして、新しいオーリスのスタイリングは、日欧でどのように評価されるのでしょうか。
ところでスタイリングの特徴である『アンダープライオリティ』グリルには、日本のナンバープレート、欧州の横長ナンバープレート、どちらが似合うか、考えてみるのもおもしろいかもしれません。
(山本晋也)