トヨタ・オーリス、日欧仕様は外観で区別できるか?

まずは日本でデビューしたトヨタ・オーリスですが、日本仕様のパワートレインが1.5/1.8リッターのガソリンエンジンとなっているのに対して、欧州仕様にはディーゼルやハイブリッドも用意されるということです。 

その欧州オーリス・ハイブリッドのエクステリアが公開されています。

全長4725mm 全幅1760mm 全高1460mmというスリーサイズが日欧仕様で共通なことからも想像できましたが、エンブレム周りやバンパー開口部の処理がわずかに異なり、ヘッドライトウォッシャーが装備されるくらいの違いでしかありません。

オーリスの特徴といえる、エンブレムを中心に左右につり上がったフロントグリル「キーンルック」によるグローバルデザインだけでなく、最小限のローカライズで世界に通用するスタイリングを目指したということでしょう。ホイールの意匠も同じ。まさにグローバルモデルにふさわしい、世界共通アピアランスというわけです。 

果たして、新しいオーリスのスタイリングは、日欧でどのように評価されるのでしょうか。

ところでスタイリングの特徴である『アンダープライオリティ』グリルには、日本のナンバープレート、欧州の横長ナンバープレート、どちらが似合うか、考えてみるのもおもしろいかもしれません。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる