8月9~10日に富士スピードウェイで行われたスーパーGTの公式テスト。10日午前中のセッションでエンドレスTAISAN 911がなんと1分40秒452というタイムをたたき出しました。これは公式テストということで非公式扱いとなりますが新コースでのGT300クラスコースレコードとなります。
これ以前2005年5月3日に黒澤治樹選手がホンダ・NSXで出した1分40秒682。実に7年ぶりの記録更新です。
ウェイトの有無などは分かりませんが、仮に78kgのウェイトを積んでこのタイムだとすると相当なポテンシャルを発揮したということになります。8月18~19日に鈴鹿で行われるポッカ1000kmでは、数年来のスバルの牙城を崩す一角になることは間違いなさそう。続く9月8~9の富士300kmも優勝争いの有力候補は間違いなさそうです。
今年のGT300では一度も優勝していないにも関わらず、現時点でポイントリーダーという不気味なポジションにいるエンドレスTAISAN911。今後の展開に注目です。
写真は7月29日の菅生戦で撮影したものです。
(北森涼介)