シボレー・スピードナイトでル・マン24時間レースを観戦【CHEVROLET Speed Nite IV – Le Mans 24 Hours】

去る6月16日(土)~17日(日)、ル・マン24時間レースのディフェンディングチャンピオンのコルベットを応援するため、GM主催のパブリックビューイングが都内某所にて行なわれました。特に事前に申し込むわけでもなく、人数制限があるわけでもなく、入場資格は招待者およびその友人たちならOKという、いかにもシボレーらしい「ゆる~い」感じのイベントでした。

 

会場前に展示されていたコルベット・シボレーブランド生誕100周年記念車。詳しくはこちら。http://www.chevrolet.co.jp/corvette/corvette100th/

まず、シボレーの参加車両とドライバーをご紹介します。
GTE Pクラス(シボレー・チーム)
カーナンバー73「シボレー・コルベットC6.R」
ドライバー:アントニオ・ガルシア/ヤン・マグナッセン/ジョーダン・テイラー
カーナンバー74「シボレー・コルベットC6.R」
ドライバー:オリバー・ギャビン/トミー・ミルナー/リチャード・ウェストブロック

 GTE Amクラス(ラルブル・コンペティション)
カーナンバー50「シボレー・コルベットC6.R」
ドライバー:パトリック・ボーンハウザー/ジュリアン・キャナル/ペドロ・ラミー
カーナンバー70「シボレー・コルベットC6.R」
ドライバー:C.ブレ/P.ジボン/J-P.ベロッキ

コルベットはこれまで何度も優勝していることを実は今回初めて知りました。

会場にはふたつのモニターとひとつのプロジェクターにそれぞれ、メインの中継映像、シボレー・チームのウェブカメラ映像(ピット前、73号車、74号車に取り付けられていたオンボードカメラ)、リザルトが映し出されていました。


ツイッターでこのイベントのことをつぶやくとキーホルダーがもらえました。タダだからと期待はしていなかったけど、なかなかしっかりしたものでちょっとうれしい。

スタート!! さあ24時間の始まりだ。

最初から最後まできっちりいるのではなく、三三五五集まり、また三三五五帰って行く。ホームパーティーっぽいです。

日曜もしばらくはこんな感じ。ハンセンさんとドミノピザが待ってるよ!

最後はお祝いケーキ。ホームパーティーには欠かせません。うわさによると、ある有名店のケーキらしい。とてもおいしかった。なぜかキャンドルも用意されていました。

ハンサムすぎる広報マネージャーが吹き消し、美しすぎるマーケティング担当者がカットしてくれました。このケーキ、「お祝い用」なのに実はフィニッシュ前に食べてしまいました。この時点でGTE Pクラスは5位、GTE Amクラスは2位だったのですが、おいしすぎるがために先に食べられてしまったケーキからオーラが出たのか、皆が満足した直後に奇跡が起きたのです。

ゴール!! GTE Amクラスの50号車が見事優勝。シャンパンでお祝いです。

招待する側とされる側といった堅苦しいことはなく、「うちにでかいテレビがあるからル・マン観戦しようよ。友達誘って観においで」と、ホームパーティーに呼ばれたような感覚でした。

モニターにかじりついて応援するのも当然楽しいですが、シボレーのようなスタイルも別の楽しさがある。私はこのスタイルは好きです。初めて会う人たちがお互いに自己紹介しあいながら会話を楽しみ、要所要所で画面に注目して、心を一つにして応援するという、レースがメインじゃなくて、スクリーンは社交場の景色みたいになっているというような感じ。この感じ、アメリカ車そのものです。クルマが主役ではなく、乗っている人たちが主役。

今回、メーカー系ではアウディ・フォーラムと日産本社でもパブリックビューイングが行なわれていました。訊いたところ、それぞれメーカーの個性が表れていて、どこの会場に行ったとしてもそれなりに楽しめたようです。どう違うのか? は来年ご自身の目で確かめてください。この楽しさはきっと現場でないと味わえないと思いますので。

食材はドミノピザ、富士スピードウエイ、GMの提供でした。10月12日(金)~14日(日)は富士スピードウエイへ。

そしてGMはまた楽しいイベントを企画してくれました。シボレーが2012年7月14日(土)から16日(祝)までの3日間限定で鎌倉市腰越海岸に「シボレー・ビーチハウス(海の家)」をオープンします。

詳しくはこちらをご参照ください。

「海の日」の週末3日間は「シボレー・ビーチハウス」で楽しもう!
https://clicccar.com/2012/07/01/170347

(Autanacar)