今回WWDC 2012で最も注目されていたのはハイエンドノートPCとして人気を博している「Macbook Pro」。まずは13インチと15インチのアップデートが発表されました。
当初はすべてHDDからより速度の高いSSDが標準装備されるのかと思われましたが、そこはユーザーの選択に委ねて価格を据え置きにしたようです。グラフィックチップがAMD製からNVIDA製に変更になったところが大きな変更点でしょう。
これだけだと「……ただそれだけ?」と思ってしまうところですが!
「世界最高高画質のノートPC」として「Macbook Pro with Retina display」が発表されました。解像度は2880 × 1880、とんでもない精細ですね。アプリはその解像度に対応したバージョンで提供されていきます。
非常に薄いディスプレイをアピールしています。
HDMI端子を備えていおり、家のハイビジョンTVを手軽にディスプレイとして使用できます。
最低構成は以下の通りです。あくまで最低構成ですが2199ドルは非常にお買い得感があると感じられます。記憶媒体としてSSDが標準装備となっているのは高密度のディスプレイの為に読み書き速度を優先しているからだと思われます。
こちらも今日から出荷されるようです。
Apple純正アプリなどは即時対応しますが、サードパーティのアプリ、特にゲーム関係はもうPS3/Xbox360と始めとしたゲーム機と同様な高レベルでの開発をしていく必要があるかもしれないですね。
(栗原 淳)