中国で人気の中型セダン Best 10 に日本車が4台

中国の自動車情報サイト「チャイナ オート ニュース」が、2012年1~4月における、中国市場での中型セダンの販売ランキングを発表しています。このクラスのセダンといえば、同市場では中心的な存在ということで、かなり注目度の高いランキングといえそうです。

 気になる上位10車のランキングは以下の通り。

 1.VW パサート(NMS)
 2.トヨタ カムリ
 3.VW マゴタン(旧型パサート)
 4.日産 ティアナ
 5.ホンダ アコード
 6.アウディ A4L
 7.ヒュンダイ ソナタ
 8.ビュイック ラクロス
 9.マツダ 6(日本名:アテンザ)
10.ビュイック リーガル

中国仕様のパサート(NMS)がカムリの倍近い販売実績という圧倒的な人気を誇っていますが、そのカムリをはじめティアナやアコードなど意外に日系メーカーも健闘しているよう。VWやアウディの人気が高いといわれていた同市場でもしっかりと存在感を増しているようです。

ゼネラル・モーターズのビュイック・ブランドに人気があるように、ブランド性も求められる中型セダン・クラスにおける人気は、ブランディングという面からも今後の伸びに期待が持てそうです。

■In China’s Mid Size Sedan Market, Looks Don’t Matter Nearly so Much as Branding(China Car Times)
http://www.chinacartimes.com/2012/05/28/chinas-mid-size-sedan-market-dont-matter-branding/

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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