5月18日から20日まで東京ビッグサイトで開催されいる「朝日 住まいづくりフェア2012」の「ガレージングEXPO」レポート、その3です。
クルマをガレージに入れた場合、シャッターをすぐに閉めたままでエンジンも何分もかけっぱなしにすることはできません。排気ガスが密閉されたガレージ内に充満してしまうからです。
そこで必要になってくるのが排気ガス排出システムです。このシステム、ピットのあるクルマ屋さんなどでは目にすることもあるかと思いますが、個人のガレージではあまり見かけることがありません。
なぜなら、これまでは100万円以上と高価で、そこまでお金をかけるぐらいならすぐにエンジンを切ってしまったり、自宅のガレージでエンジンをかけっぱなしにしなければいいという考えに到達するからです。
そんな悩みを解消するのが、セーフティーライフの「EG WayOut」です。同製品の画期的なところは、排気ガス排出システムが35万円(税別)、専用アタッチメント(ダブルタイプ)が18万5000円(同)、セットで買うと47万5000円(同)で買えてしまうという点です。
パッと見はものものしい感じもするのですが、専用アタッチメントの下にはキャスターが付いていて、自由に動かすことができ、コンパクトに片付けることもできれば、車種別に場所を動かすこともできます。
クルマをガレージに入れたらすぐにエンジンを切る、ガレージ内でエンジンをかけてのクルマいじりはしない、という人にとっては不要な設備ですが、ガレージ内でもずっとエンジンをかけていたいという人にとっては、なかなか現実的な価格になってきたように思います。
■朝日 住まいづくりフェア 2012|住宅設備・建材EXPO 2012
http://www.housingworld.jp/
■株式会社セーフティーライフ
http://www.safety-l.com/
(ジム加納)