BMW 1シリーズに3ドアボディが追加されました。

BMWブランドのエントリーモデルであり、またハッチバックモデルでもある1シリーズに、新しく3ドアボディが加わります。スタイリングの特徴は、リヤのホイールアーチに向かって絞りこまれたようなボディサイドパネル。

 エンジンはガソリンとディーゼル、いずれもBMWツインターボテクノロジーによるものということです。

エントリーグレードとして75 kW/102馬力の1.6リッターエンジンを積むBMW 114iが用意され、最上級グレードは235 kW/320馬力のMパフォーマンス3.0リッターターボを搭載するM135iというグレード構成となっています。

その他のグレードとして、BMW 116i(100 kW/136馬力)、BMW 125i(160kW/ 218馬力)というガソリンエンジン、BMW 116D(85 kW/116馬力)、BMW 118d(105 kW/143馬力)、BMW 125d(160 kW/218馬力)というディーゼルエンジンが用意されています。

また2012年11月に、BMW 118i(125 kW/170馬力)、BMW 120D(135 kW/184馬力)というグレードを追加発売予定。さらにM135iと120DにxDrive(四輪駆動バージョン)が追加されるということです。

公開された写真からも、5ドアとは異なる個性が感じられる3ドアの1シリーズ。まずは、そのスタイリングをじっくり確認しましょう。

■主要諸元(125i)
全長:4324mm
全幅:1765mm
全高:1421mm
ホイールベース:2690mm
車体重量:1340kg(AT 1360kg)
エンジン:直列4気筒ツインスクロールターボ
排気量:1997cc
ボア×ストローク:90.1×84.0mm
最高出力:160kW/5000rpm
最大トルク:310N.m/1350-4800rpm
タイヤサイズ:205/50R17 89W
ホイールサイズ:7J-17

(山本晋也)

 

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この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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