ダイハツ初のハイブリッド乗用車「アルティス」が誕生しました

ダイハツ工業が、同社としては初のハイブリッド乗用車となる「アルティス」を発表、5/10より発売開始します。



といっても、アルティスは従来通りにトヨタ・カムリのOEMで、エンブレム以外はそのままという内容。日本国内ではカムリがハイブリッド専用モデルになったことにならったものといえます。なおダイハツ・アルティスは「ハイブリッド Gパッケージ」のモノグレード、価格は317万円となっています。

ちなみに、ダイハツとしてハイブリッド車の発売が初めてというわけではなく、あくまで乗用車としてはハイブリッドが初ということ。すでに商用車ではダイハツ独自のハイブリッド車である「ハイゼットカーゴ・ハイブリッド」を2005年~販売した実績があるのです。

なお、ハイゼットカーゴ ハイブリッドの新車当時の価格は221万5500円、660ccエンジンにシングルモーターを組み合わせたシンプルなハイブリッドシステムだったことを思うと、2.5リッターとモーター・ジェネレーターを組み合わせたTHS IIシステムにアルティスが、それよりも100万円高でもないというのは、量産メリットと時の流れを感じさせます。

(山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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