アメリカ市場で日産が販売するモデルにおいて最量販車種となるミッドサイズセダン「アルティマ」が5代目へと進化。2012年夏に発売されるという、新型の姿がニューヨークオートショーにて披露された。
日産の最量販モデルとしての人気を守るべく、装備は充実。
特徴的なのは、NASAから着想を得た新しい「無重力」フロントシートだろう。またブラインドスポットワーニング(BSW)、レーンデパーチャーワーニング(LDW)、ムービングオブジェクトディテクション(MOD)など安全装備も備えている。
エンジンは、新設計の2.5リッター直列4気筒エンジンと3.5リッターV6エンジン。
変速比幅の広い次世代エクストロニックCVTと組み合わせられる。アクティブアンダーステアコントロールを採用したシャシーによる高い運動性能も期待されるところだ。
なお現地でのメーカー希望小売価格は21,500ドル~。戦略的な価格設定といえそうだ。
(山本晋也)