今年のモータースポーツシーンはスバルと三菱が盛り上げること必至【ハイパーミーティング】

4月8日に開催されたハイパーミーティングの会場となった筑波サーキットのパドックに特設されたステージでは、キャンギャルの撮影会やドライバーのトークショーなどが開催されました。

スバルBRZでスーパーGT300クラスに参戦している山野哲也選手(左)は開幕戦でのBRZレースカーの仕上がりはまだ30%と語りながらも、今後の熟成に大きな期待を寄せていました。セカンドドライバーの佐々木孝太選手(左から2番目)は、開幕戦ではドライバーチェンジした直後にデフトラブルでリタイアしてしまったため不完全燃焼だったようですが、その分第2戦富士では活躍を見せてくれそうです。なお佐々木選手はニュルブルクリンク24時間レースにも参加します。

そのニュルブルクリンク24時間レースのエース吉田寿博選手(右から2番目)は、昨年クラス優勝を果たしたS206をベースとして熟成させたWRX STIのシェイクダウンを2月に富士で行なって軽くなった2012年型マシンに手応えを感じているようでした。監督であるSTIの辰巳英治さん(右)と共にクラス2連覇を目指します。

そしてパリダカールラリー2002年、2003年のチャンピオンである増岡浩選手も会場に現れてトークショーも行ないました。

増岡選手は今年のパイクスピークヒルクライムに参加することを2月に発表していますが、現在そのマシンとなる電気自動車、i-MiEVプロトタイプの開発が進行中とのこと。

i-MiEVと聞くと可愛い軽自動車が頭に浮かびますが、パイクスマシンはEVコンポーネントこそi-MiEVのものを流用しますが、外観は屋根付きフォーミュラカーのような迫力満点のデザインになるそうです

マシンがお披露目されたらいち早くclicccarから情報発信しますのでお楽しみに。

(ぬまっち)

この記事の著者

ぬまっち(松沼 猛) 近影

ぬまっち(松沼 猛)

1968年生まれ1993~2013年まで三栄書房に在籍し、自動車誌、二輪誌、モータースポーツ誌、鉄道誌に関わる。2013年に独立。現在は編集プロダクション、ATCの代表取締役。子ども向け鉄道誌鉄おも!の編集長を務める傍ら、自動車誌、バイク誌、鉄道誌、WEB媒体に寄稿している。
過去に編集長を務めた雑誌はレーシングオン、WRCプラス、No.1カーガイド、鉄道のテクノロジー、レイル・マガジン。4駆ターボをこよなく愛し、ランエボII、ランエボVを乗り継いで、現在はBL5レガシィB4 GTスペックB(走行18万km!)で各地に出没しています。
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