レース前からドラマが始まっているのが第4回レーシングECO耐久。
最初のドラマはレース前の給油から始まります。
袖ヶ浦フォレストレースウェイに併設されたガソリンスタンドで満タンにします。
給油の際はサーキットの給油係の方以外は一切マシンに触れてはいけません。ドライバーも乗りっぱなしは禁止。
給油ノズルのセンサーが効いて一度給油がストップすると、そこから1分間だけ追加給油できます。本当に淵までギリギリに入れたいところなので、タンク内のエアが抜けてくれるのを待っている時間が1分ということなのです。
この後、給油口に封印が貼られ、レース終了までは一切給油が出来なくなるわけです。コースコンディション次第ではガス欠まで走りきるほどの周回数になることもあるので、ガス欠にならないためにも燃費運転は重要になってくるという面白さがあるレースなのです。
(北森涼介)