サイバーナビ全データ更新で、新たに増えたジャンルとは?

年末から年始にかけて、全データの更新があったサイバーナビ。

筆者のレガシィに搭載されているサイバーナビZH9900も更新し、はや2か月近く使っていますが、通常の利用は登録地のナビゲーションや、スマートループの渋滞情報読み込みが多く、なかなか検索してから、目的地に向かうと言った使い方が少なかったんですが、

先日たまたまジャンル検索を開いたところ、見慣れぬ項目が増えていました。

それは、EVの充電スポット。

しかも、急速充電、通常充電と両用の3つまで分けられており、EVへのコンバージョンも見据えてのバージョンアップ。

実際ガソリン車に装着されている場合、全く使わないジャンルですが、

購入時に数十万円もするサイバーナビですから、クルマを買い替えた場合の載せ替えもするユーザーが多いようで、リーフやi-MiEV等の電気自動車への載せ替えも前提にしたバージョンアップにパイオニアの心遣いを感じました。

今ではクルマ購入時にナビを新調してしまう場合も多いようですが、

先代モデルとなるサイバーナビでもEVに買い替えた際にわざわざ、ナビも買い替える必要が無いという点で、長く付き合えるカーナビだと思いました。

ちなみに、今回のバージョンアップでは、充電スポットの収録等だけですが、

もちろんEV購入時にナビを新調するユーザー向けにも、カロッツェリアではEV用ナビゲーションを3タイプ発売中。

お手軽なメモリータイプナビ2機種(ワンセグモデル・フルセグモデル)の他に、i-MiEV専用ですがサイバーナビをベースにしたHDDモデルもあります。

まだまだ進化するカーナビですが、旧モデルでもまだまだ使い続けることが出来るように、バージョンアップを実施したパイオニアにはユーザーとしてとても感心しました。

(井元 貴幸)

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