ランドクルーザーがマイチェンで「マルチテレインセレクト」追加

東京モーターショーもありいつの間にというワケではないのですが、ランドクルーザーが昨年12月にマイチェンしていました。

今回は「マルチテレインセレクト」の追加が最大のトピックス。レンジローバーの「テレイン・レスポンス」やフォード・エクスプローラーの「テレイン・マネージメント・システム」を連想させます。

システムとしてはモードセレクタースイッチから5つのモードを選ぶと、各モードに応じたブレーキ油圧制御に自動的にスイッチ。駆動力を4輪に配分するというのが概要です。ランドローバーやフォードのように雪道や泥道などのアイコン(絵)で選べないのは少々残念ですが、ユーザーが容易にオフロードなどを走行できるという点ではありがたい装備といえそうです。

 

 

バンパーやフォグランプ、リヤコンビランプなどのデザインも変更し、4WDの王者らしい風格を強調している。価格は440万〜630万円

ほかにも、ドライバーはステアリング操作のみに集中できる自動走行モードの「クロールコントロール」も3段階から5段階にアップデートされています。

 

 

内装も新しいカラーを追加し、大型TFTモニターにはマルチインフォメーションディスプレイを採用。タイヤの切れ角や燃費、ナビに連動して矢印などが表示される

(塚田勝弘)

 

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる