専用装備満載のラゲッジルーム【痛車全日本ラリー】プロトン サトリア・ネオ 詳細撮影その5

詳細撮影シリーズでお届けしております、CJRTプロトン サトリア・ネオ。

今回はラゲッジルーム編。

張り巡らされたロールゲージは、よく見ると全てボディーに溶接。ノーマルでさえ剛性の高いサトリア・ネオのボディーがいっそう強固になっています。

スペアタイヤが2本。テンパータイヤではなく実際に競技に使うものが搭載されています。

スペアタイヤの固定はタイダウンでガッチリ。でも緩めればすぐに取り出せるようになっていますね。横にはシザースジャッキ、奥には牽引用のタイが固定されています。リアサスのところ、ロールゲージの溶接もよくわかりますね。

リアハッチには発炎筒と救急セット。これもすぐに取り出せます。

こちらはタイヤレンチ。バネで抑えているあたりが経験の賜物でしょうか。

こちらはロールゲージに括りつけられたエンジンオイル。助手席側にはブレーキフルードも装備。

コース上で競技中にトラブルがあっても可能な限り修復して復帰するための工夫と装備は、ラリー車ならでは。こういった装備のひとつひとつに力強さを感じます。

次回は色々なプロトン サトリア・ネオをご紹介。

(文:北森涼介 写真:北森涼介、大田中秀一)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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