とんでもない大接戦のVitzレース【痛車 JAF-GP2011 富士スプリントカップ】

痛車がレースに出ればガンガン取材しちゃう筆者。今回のJAF-GPで行われたVitzレースでも2台の痛い車を発見。

ゼッケン390のアクルRAVENOLヴィッツは初音ミクの痛車。

そしてゼッケン505のGYちーとまNヤサカVitzは涼宮ハルヒ。

初音ミクのヴィッツ、いざスターティンググリッドに並べてみると、絶対お前ら狙っただろ、というグリッド。なぜなら初音ミク応援シートのまん前なのです。GT300第一レースが終わった直後ですからサポーターの方は少なかったのですが、シートにいたサポーターの方々から熱い声援を送られています。

そんな声援を受けながら出走前準備を進める初音ミクのヴィッツ。
おや?前のほうがちょっと騒がしいな、と向かってみると。

RAYBRIGのレースクイーンのお姉さま!

なんだこの体制の違いは!うらやましすぎるっ!

気を取り直して痛車勢のグリッドに戻ります。やっぱり3次元より2次元だ、と言いきかせながら。

入念に出走前準備が進み、そろそろスタート時刻。

いざスタートが切られると、このレース激しすぎる!写真はすでに5周目なのですが毎ラップ5ワイドはざらに起こります。ヘアピンでもスリーワイドとか、マジで激しすぎ。

毎週ごとに10位単位で順位が入れ替わる大接戦。初音ミクのヴィッツも一瞬9位まで浮上しますが・・・。

ハルヒのヴィッツも30位だったり20位だったり40位だったりと目まぐるしく順位が入れ替わります。

なにせ抜く時も抜かれるときも5台単位なんですから。

この大接戦を制したのは、なんと女性ドライバーのネッツトヨタ仙台ヴィッツ。絶妙なスタートから一気にトップに躍り出てそのままゴールです。

初音ミクのヴィッツは最終順位39位。しかし、この大混戦でよくクルマを無事にゴールまで走らせました。拍手!

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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