痛車がレースに出ればガンガン取材しちゃう筆者。今回のJAF-GPで行われたVitzレースでも2台の痛い車を発見。
ゼッケン390のアクルRAVENOLヴィッツは初音ミクの痛車。
そしてゼッケン505のGYちーとまNヤサカVitzは涼宮ハルヒ。
初音ミクのヴィッツ、いざスターティンググリッドに並べてみると、絶対お前ら狙っただろ、というグリッド。なぜなら初音ミク応援シートのまん前なのです。GT300第一レースが終わった直後ですからサポーターの方は少なかったのですが、シートにいたサポーターの方々から熱い声援を送られています。
そんな声援を受けながら出走前準備を進める初音ミクのヴィッツ。
おや?前のほうがちょっと騒がしいな、と向かってみると。
なんだこの体制の違いは!うらやましすぎるっ!
気を取り直して痛車勢のグリッドに戻ります。やっぱり3次元より2次元だ、と言いきかせながら。
入念に出走前準備が進み、そろそろスタート時刻。
いざスタートが切られると、このレース激しすぎる!写真はすでに5周目なのですが毎ラップ5ワイドはざらに起こります。ヘアピンでもスリーワイドとか、マジで激しすぎ。
毎週ごとに10位単位で順位が入れ替わる大接戦。初音ミクのヴィッツも一瞬9位まで浮上しますが・・・。
ハルヒのヴィッツも30位だったり20位だったり40位だったりと目まぐるしく順位が入れ替わります。
なにせ抜く時も抜かれるときも5台単位なんですから。
この大接戦を制したのは、なんと女性ドライバーのネッツトヨタ仙台ヴィッツ。絶妙なスタートから一気にトップに躍り出てそのままゴールです。
初音ミクのヴィッツは最終順位39位。しかし、この大混戦でよくクルマを無事にゴールまで走らせました。拍手!
(北森涼介)