CR-Zで競うJAF GPレジェンドカップは予選がかなり面白い

11月12~13日に行われるJAF GPのレジェンドカップ。昨年は大波乱の激しいレース展開、そして今年使用される車両がCR-Zになるなど今から話題に事欠きません。
関連リンク:ENEOS SUSTINA LEGEND CUP
http://fujisprintcup.jp/2011/legendcup/

そんなレジェンドカップの予選方法がかなり凝っていて、これもまた話題になるポイントの一つ。予選で出したタイムから年齢マイナス50の秒数を差し引くという特別ルールがあるのです。これは50歳以上の選手に適用されるのですが、どういうことかというと

仮に近藤真彦選手(48歳)が2分30秒500でトップタイムを出したとします。土屋圭一選手(55歳)が2分35秒を出すと2分35秒から55-50=5秒を差引かれ2分30秒となり0.5秒差で土屋選手が近藤選手の前に出ます。

つまり年齢が高いほうが有利。高橋国光さんの場合は21秒もアドバンテージを持っているということになります。こうなると誰がポールポジションを獲るか、全く予想がつきません。

いぶし銀の名選手が予選で前に出てしまっては運動能力が高い40代といえども、簡単に前に出られるわけがありません。つまり決勝レースにもかなり影響が出てくるわけです。

スーパーGTのスプリントカップやフォーミュラーニッポンだけではなく、このレジェンドカップも相当に面白いレースになること間違いなし!

(北森涼介)

 

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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