佐藤みきお 
発売前から話題沸騰の低燃費軽自動車、イースが「ミラe:S」として9月20日より発売となりました。
ミラ・イースの特徴といえば、ガソリン車ではトップとなる（JC08モード）30.0km/Lという燃費で、軽量化や既存の技術の進化など基本技術の進化で優れた燃費を達成しています。
エンジンは、マツダのスカイアクティブの登場で注目を集める圧縮比を既存10.8から11.3 まで高めたほか、細部にわたる積み重ねでメカニカルロスを低減。
そして動力伝達効率を高めたCVTと、停車前、車速が7km/h以下になると作動する、ガソリンCVT車として世界初となる停車前アイドリングストップの「eco IDLE」を搭載。減速時のエネルギーをオルタネーターが電気エネルギーに返還するエコ発電制御など、最新の技術満載。
またボディも安全性はそのままに骨格を見直し、インテリアやエンジン補機類の軽量化も合わせて、既存のミラよりもなんと60kgも軽量化を果たしており、優れた燃費を達成しています。
それでいながらハイブリッドと違ってバッテリーなどの高価なパーツが必要ないことから、価格はなんと79.5～122.0万円と魅力的なプライスを達成です。
当然、これだけ燃費が優れていれば減税レベルは75％なのは当たり前ですが、スゴイのは4WDモデルも75％を達成していることです。他のモデルでは4WD車は50％減税となることが多いのですが、イースは全車で75％減税が受けられます。
最後にこれだけの燃費とプライスを達成しながらも、ABSを全車に標準装備、そしてサイドエアバッグや横滑り防止装置のVSC付きも設定されています。
軽自動車の基本を徹底追求したミラe:S。安全性と経済性といった昨今求められる軽自動車の本来の基本を追求しなおした、新世代軽自動車が登場したというわけです。
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（佐藤みきお）
