ユーザー目線で分かった新型サイバーナビのスゴいところ その2

2011年夏モデルは個性派ナビが勢揃いですが、先日掲載させていただいた新型サイバーナビの魅力、第2弾をお届けしたいと思います。

前回の記事で旧モデルユーザーから見た、新型サイバーナビの魅力として、マップチャージと呼ばれる地図データーの転送がメディアが変わった事により、高速化された事を書きましたが、今回は操作面での魅力をご紹介して行きたいと思います。

今回も旧モデルユーザーからの目線と言う事で、新型での進化した部分に迫りたいと思います。

まず、使い勝手が向上した、セントラルメニュー。旧モデルでは、ハードキーでNAVIモードかAVモードを選択した後、メニューボタンを押すことによりそれぞれのメニュー画面が表示されていましたが、今回はメニューボタンのみで、画面上からナビメニューとAVメニューを選択出来るようになりました。

これ、地味ですが、使っていると意外と不便で例えば助手席でDVD鑑賞をしている時にドライバーから、目的地のセットを頼まれると、つい真っ先にメニューボタンを押してしまい、AVのメニュー画面が出現、慌ててナビに切り替えメニューを押し直します。

目的地のセットが終わり、DVDに戻そうとAVボタンを押すとなんとAVメニューが出たまま。またメニューボタンを押し、画面を消してやっと鑑賞できる状態になるといった具合。

これが画面上でAVメニューとナビメニューを切り替えられると、まずどのモードでもメニュボタンを押してから選択できるので、旧モデルのようなうっかりミスによる煩わしさがありません。

他にも、今まで検索をする場合、ナビにデータが無い時、携帯電話等のWEB機能等を使い検索した後、ナビに住所を入れるといった二度手間が一般的でした。

しかし今回の新型サイバーナビは内蔵されているデータより新しい施設等を検索する場合、通信モジュール等を介し外部サーバーより最新の情報から施設検索等が出来るオンライン検索機能が新たに追加されました。

この機能により検索結果が出ないと言った事がかなり減り、スマートに目的地設定が行えるでしょう。

旧モデルでもスマートループと言った通信ネットワークを使った新しいナビの提案をしてきたサイバーナビ。

これからはそのネットワークや機能をさらに進化させ、カーナビとパソコンや携帯電話の境界線が無くなりつつあると言えるでしょう。

(井元貴幸)