ヨーロッパ代表のモンスターマシン「ブガッティ・ヴェイロン」に挑むのは日本の雄「日産GT-R」。ストリートのガチンコ対決とあれば、踏んでいく勇気とともに、緻密なセッティングでも勝負が左右されるので一方的に「ヴェイロン」が有利だとは言えないはずです。
おさらいになりますが対決相手の「ブガッティ・ヴェイロン」は、W16気筒7993ccのエンジンを4つのターボで加給して、1001馬力というとてつもないパワーを発生するまさにケダモノのようなマシン。ちなみに、メンテナンスも超ド級で、最高速407km時の燃費は0.8km/L、冷却水は50L、エンジンオイルは23Lも必要ということです。お値段だって一番安いベースグレードでも1億7900万円(税込)ですからね。日産GT-Rのクラッチ交換がアッセンで200万円なんてハナシ、かすんで見えちゃいます。
いずれにしましても、「ブガッティ・ヴェイロン」は世間一般的には現実味の薄いクルマではありますが、クルマ好きなら、我が日本の雄「チューンドGT-R」とのガチンコ勝負、多少なりとも気になりませんか?パワーで挑みかかってくる「ヴェイロン」をハイテク「GT-R」が軽くいなしちゃうなんて展開もあるかもしれませんからね。
「GT-R」完敗ですね。やっぱり「ヴェイロン」は速いっす・・・700psを超えたチューンドR35 GT-Rが200km/h超の高速域からさらに猛烈な加速で抜かれてゆく様はもはや異次元の世界ですもん。それ以外の一般車両は逆にバックしてるんではないかと思うくらいの速度差です。
そして、その超スピード域を一気に殺すために備わったエアブレーキも強烈! テールゲートから『グワッ』と鋭角に立ち上がる様は、まるで後続車両に威嚇をしているかのようです。
すべてにおいて非現実的な新車ディーラーで買える史上最強の公道走行マシン。コレ買えば10年間は向かうところ敵なしでしょ。