セパンで初音ミク初優勝!ドライバーのホンネは!?【痛車 スーパーGT 2011】

初音ミクZ4
初音ミクZ4

セパンで行われたスーパーGT、GT300クラスで悲願の初優勝をしたグッドスマイルレーシング。本当におめでとうございます。

スーパーGTでの痛車優勝も初なら、国際格式の自動車競技での痛車の優勝はそれこそ世界初!正に快挙! 
歴史に名を残したドライバー2人、谷口選手と番場選手のコメントが、スーパーGTのオーガナイザーであるGTアソシエィションから届きました。

No.4 初音ミク グッドスマイル BMW [GT300]
谷口信輝「昨日ポールを獲れて、勝ちたいと言う気持ちになりました。今日はこうなったらと思った通りの理想の展開で進んで、チェッカーを受けたことが嬉しいです。ただ、後半はちょっと違った(番場が差を詰められたこと)かな(苦笑)。番場選手の走りは、ハラハラドキドキで寿命が縮まりましたよ。(ふがいなくて)少し腹も立ちましたが、よくやってくれたと思います」

番場琢「すっごく嬉しいです。でも、個人的には少し悔しさが残りました。そして、長く応援してくれたスポンサー、沢山の個人スポンサーの皆さんにこの優勝を捧げたいです。予定では谷口さんがぶっちぎってくれて、僕がその差を保って優勝するはずでした。でも、その差を消してしまって…。GT500などに抜かれる際にタイムを落としたんです。次は予定通りの走りをお見せしたいです」

初戦富士の直前に、勝ちにこだわったチーム構成との大橋監督の発言どおり、5位、4位と着実に順位を上げての優勝。正に有言実行です。

その上、今年は番場選手の弟である彬さんがプロトンCUSCOサトリア・ネオでアジアパシフィックラリー選手権マレーシア戦でクラス優勝をしており、マレーシアは番場兄弟にとって縁起のいい場所となったことでしょう。

(北森涼介)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
続きを見る
閉じる