セパンで行われたスーパーGT、GT300クラスで悲願の初優勝をしたグッドスマイルレーシング。本当におめでとうございます。
スーパーGTでの痛車優勝も初なら、国際格式の自動車競技での痛車の優勝はそれこそ世界初!正に快挙!
歴史に名を残したドライバー2人、谷口選手と番場選手のコメントが、スーパーGTのオーガナイザーであるGTアソシエィションから届きました。
No.4 初音ミク グッドスマイル BMW [GT300]
谷口信輝「昨日ポールを獲れて、勝ちたいと言う気持ちになりました。今日はこうなったらと思った通りの理想の展開で進んで、チェッカーを受けたことが嬉しいです。ただ、後半はちょっと違った(番場が差を詰められたこと)かな(苦笑)。番場選手の走りは、ハラハラドキドキで寿命が縮まりましたよ。(ふがいなくて)少し腹も立ちましたが、よくやってくれたと思います」
番場琢「すっごく嬉しいです。でも、個人的には少し悔しさが残りました。そして、長く応援してくれたスポンサー、沢山の個人スポンサーの皆さんにこの優勝を捧げたいです。予定では谷口さんがぶっちぎってくれて、僕がその差を保って優勝するはずでした。でも、その差を消してしまって…。GT500などに抜かれる際にタイムを落としたんです。次は予定通りの走りをお見せしたいです」
初戦富士の直前に、勝ちにこだわったチーム構成との大橋監督の発言どおり、5位、4位と着実に順位を上げての優勝。正に有言実行です。
その上、今年は番場選手の弟である彬さんがプロトンCUSCOサトリア・ネオでアジアパシフィックラリー選手権マレーシア戦でクラス優勝をしており、マレーシアは番場兄弟にとって縁起のいい場所となったことでしょう。
(北森涼介)