愛車の地デジ化お安く対応する方法

家庭用TVの方は省電力タイプの薄型液晶TVの普及に合せて、地デジ化対策が進みつつあると思いますが、7月24日で画面が砂嵐状態になるのは愛車のアナログTVとて同じ運命。

東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県については地上デジタル放送への移行が 1年間延期されましたが、その他の地方では予定通りに電波がアナログからデジタルへ移行してしまいます。

そこで、愛車の地デジ化速攻対応術を幾つかご紹介しましょう。
実は高価な地デジ対応機種に買い換えなくても済む方法が有るのです。

家庭用のアナログTVを地デジ化する際にお助けチューナーが存在するように、車用にもアナログTVをデジタル化する為のチューナーが存在します。

但し、条件が有ります。既存のTV一体型 NAVI にVTR入力端子(赤白黄)が付いている事。

http://www.datasystem.co.jp/products/hit7700/index.html

http://www.e-comtec.co.jp/0_tuner/wga8000/wga8000.html

http://www.uniden.jp/products/digitaltuner/dtm430r.html

因みに上画像の3機種は 4アンテナ× 4チューナー仕様のフルセグチューナー。  ズバリ、画質に拘る人向けです。  2アンテナ× 2チューナー機はお値段が少しお安い分、画質も一段落ちるようです。 お薦めは勿論、前者で市場実勢価格は2.7万円辺りとなっています。
(3機種共にフィルム接着タイプの地デジアンテナ付属)

ではVTR端子が無い場合はどうすれば良いのでしょうか。

一つは既設のアナログTVアンテナを活用して地デジ化する方法が有ります。
ご紹介するチューナーでワンセグ波を受信 → アナログ波に変換 → 既設アナログTVアンテナに再送信するという実にユニークな方法。

あくまでワンセグ画質ですが、とりあえず地デジが受信できれば OKな人向きです。
お値段も1万円程度(市場実勢価格)と比較的リーズナブル。 
(フィルム接着タイプのワンセグ・アンテナ付属)   ↓↓

http://www.maspro.co.jp/products/movt2/index.html

もう一つは充電式タイプのポータブル・ワンセグTVを車内に直接持ち込む方法。 これなら最速で対応が可能です。(笑)   愛車がワンボックス車など AC 100V コンセント付きなら モアベターですね。 市場実勢価格は2.2万円辺りです。

http://ctlg.panasonic.jp/product/info.do?pg=04&hb=SV-ME550

AC電源付き車であれば、アンテナの工夫次第では家庭用の安価な地デジチューナーを活用する手も有りかも。(笑)

以上簡単でしたが、地デジ化速攻対応術、お役に立ちましたでしょうか? 
早い物で地デジ化まで後2ヶ月となりました。  くれぐれも愛車の地デジ化対策もお忘れ無く!

(Avanti Yasunori )

この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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