クリッカーでも何度かお伝えしたとおり、ホンダは4日後の3月17日に「フィットシャトル」という新型車を発売する予定で、インターネットなどでも正式発表前のキャンペーンをおこなっていました。しかし、ここにも地震の影響が出てきたようです。
ホンダ広報部から入った連絡によると「東日本巨大地震の状況を考慮し、フィットシャトルの発売を延期する」とのこと。災害の影響により新車発表が延期されるのは極めて異例のことであり、今回の地震がどれだけ社会に影響を与えているのかを実感させられる出来事です。
15日までの全工場操業停止を発表したトヨタをはじめ、自動車メーカーは工場が軒並み操業停止に追い込まれている模様。日産は出荷待ちで保管されていた新車2300台が被害を受けるなど、自動車業界にとってもこの地震の影響は大きいのが現状です。
この状態から抜け出し、自動車メーカーが元気になる日が1日も早く来ることを願わずにいられません。
(工藤貴宏)