欧州の新車を対象に安全性能を評価する試験としてユーロNCAPがありますが、三菱のi-MiVEが量産電気自動車として初めての安全性能評価試験を受けて、総合評価4つ☆を獲得しました。ドイツのADDCの試験やオーストラリアのANCAPなどでも同等の結果が出ているそうですが、i-MiVEの性能がこれでまた一つ証明されたことになりました。
EVということで衝突安全性に不安を抱く方もいるかもしれませんが、駆動用バッテリーにも問題はなく、また乗員や救助者の安全を確保する高電圧システム遮断機能も確実に作動して、同等サイズの他社と同等の衝突安全性を確保していることが証明されました。駆動用バッテリーをボディ内側に囲う強固なボディシェルが、全方位の安全性を確保するわけですね。
後は映画などでEVに乗っていて感電するシーンなどが出てこなければ、世の中のEV不安はなくなっていくのだろうなぁ。なんて思います。
ガソリン車が映画の中で爆発しても演出だって誰でもわかるでしょうけれど、まだまだ未知な存在であるEVでそれをやられちゃうと、不安に感じる方もいるでしょうから。
i-MiVEの欧州仕様
サイドから見た投資図
衝突安全強化ボディ
(佐藤みきお)