いやもう、驚きましたね。「モデューロ」でおなじみホンダアクセスのCR-Zのエアロには。エアロパーツがとにかく独創的な形をしているんです。
でもこれ、見た目だけのハッタリというわけではみたいなんですよね。ホンダアクセスの提唱する「実効空力」を具現化したもので、すべての部品のすべての形状に意味があるのだそうです。
特に気になったのは、左右2分割のリヤスポイラー。これは中央部分を無くしたことで空気抵抗を減らしつつ、コーナリング時にはしっかりダウンフォースを発生する形状なんだそうです。そのリヤスポイラーには前後を貫通する“穴”が開いていて、その穴の大きさで空気の流れを綿密にチューニングしてバランスを整えているそうです。懐かしいテレビ番組風に表現すれば、文句なしに“5へぇー”のレベルじゃないですか、これ。
(工藤貴宏)