買い忘れ注意! 生産中止を前にスバルがサンバーを大増産中

前回に続きサンバーネタですが、だって仕方がないんです。個人的にもサンバーが大好きなのですから。世にも稀なRRレイアウト、そして4気筒エンジンに4輪独立サスの搭載とまるでスバルのクルマ作りのこだわりにを具現化したような存在は、スバリストじゃなくったってクルマ好きの心に刺さりまくりです。専用チューンの“赤へッドエンジン”(←しかも結晶塗装)を搭載した「赤帽仕様」の存在もクルマフェチにはたまりませんね。

でも、残念なお知らせをしないといけません。軽自動車からの撤退に伴い、そんなサンバーも来年2月末で生産終了。次期型がデビューする予定もなく、「新型サンバー」という名のハイゼットがその後を引き継ぎます。

そんなスバルの代表作ともいえるサンバーを、市場が黙って放っておくわけがありません。なんと、ここに来て受注が急増しているんだとか。

日刊工業新聞によると「11月にも群馬製作所本工場(群馬県太田市)の勤務を約1年10カ月ぶりに2交代制にして軽貨物車「サンバー」を増産」、そして「(2011年度)下期に前年度販売実績の8割弱に当たる4万台を生産し、駆け込み需要に応える」んだそうです。

というわけで、みなさんに伝えたいことがあります。

 

YOU,欲しいなら早くオーダーしちゃいなよ!

 

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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