CB1300からスーパーカブまで、どんなバイクでもポートを削らなきゃ気が済まないという超コダワリのお店、福岡のタジマエンジニアリング。
同社が製作した車両は、81年の鈴鹿8耐優勝をはじめ、数々の栄光に輝いたレーシングモデルRS1000を現代的な解釈の元に再現したもの。
実際のRS1000同様、ベースはCB900を使用。フレームは剛性アップのためサイドバーを追加したり、リアサスペンションの取り付け位置を変更。ホイールはマービック、フロントフォークはRC30用をベースとしたワンオフ。エンジンはクランクのカウンターウエイトを削った他は、重量合わせなどチューニングよりバランスを重視した仕様。マフラーはワンオフのタジマスペシャルだ。
レーサーレプリカ、というよりまんまレーサー風の佇まいだけど、ショー終了後には公認取得が予定されているとのこと。
(高橋陽介)