キャンピングカーは自宅で職場、いよいよ放浪の旅に出発【車中泊女子の全国縦断記】

パジェロ
父パジェロの寝心地やいかに?

毎年、年間約8ヶ月をキャンピングカーで生活しながら国内放浪の旅をしているわたしですが、今回そのお引っ越し作業に過去最大の3日もかかってしまいました! 先日、ようやく旅立ちました。

3日もかかった割に、飲用のポリタンクの水を入れ忘れました…。何にあんなに時間がかかってたんだろう???
LPGを充填して、衣類や寝具を洗濯して、衣類を整理して詰めて、趣味の木の実クラフトを整理して詰めて、調味料などを冷蔵庫に入れて、お仕事道具を積んで… って書いてると、すぐできそうなんですが…。

今年は古希(70歳)の父も「大阪にいる同級生を訪ねたい」とパジェロで車中泊旅を決行、大阪までキャラバンすることになります。

「ガソリン代が勿体ないから同乗すればいいじゃないか!」とお叱りを受けそうですが、わたしは夜型、父は早寝早起きと生活パターンが違い過ぎるし、興味のないところはお互いに別行動をとった方がストレスも軽減されるという理由なのです。

以前、1週間くらい一緒にキャンピングカーで旅しましたが、親子と言えどもやっぱりイラっとすることは多いですよ。(親子だからか?)
旅先とかで車中泊旅しているご夫婦を見かけますが、よく喧嘩しないなぁ〜っと感心してしまいます。

ちなみにわたしも7〜8年前まではレンタカーや、実家の先代パジェロ・現パジェロを借りて車中泊旅をしました。
熊本から北海道まで縦断したり、九州一周、四国一周などなど、2〜3週間単位だったのですが、寝心地の悪さに腰や背中がバキバキだったのを思い出します。
毎日、温泉に入っていたから運転し続けられたんだろうなぁ。

父はキャンプ用ベッド(コット)を装着! なるほど、考えましたね。
まぁわたしと違って「オヤスミ3秒」タイプなので、いったん寝てしまえば苦にならないらしいのですが。
窓の目隠しは要らないと言ってたけど、一夜明けたら「やっぱり要る」って言う方に三千点…と思いきや、まったく気にならないようです。

父いわく「お前は神経質」なんだとか…。
車中泊の極意は“無神経”にアリ!? そんなことはありません!

(松本しう周己)

 

この記事の著者

松本しう周己 近影

松本しう周己

高校は美術科を卒業し、印刷会社のデザイン部に就職するも2年足らずで退職してフリーターに。主にコンサート・イベント関係で全国を駆け回る。その後、なぜかウェブデザインの道へ。仕事としては車との接点はまったくないが旅行好きでドライブ好き、20年前から道の駅などで車中泊していた。
「ネットを通して仕事ができれば、どこにいても構わないのでは」と、2005年、ついにキャンピングカーを自宅兼仕事場としてしまった。根は機械オンチなため、日進月歩の日々。
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