日本の最北端で見つけたホンダ・スーパーカブの極上カスタム車【第2回カフェカブパーティーin北海道】

■ホンダ・スーパーカブの注目カスタムマシンをピックアップして紹介!

●第2回カフェカブパーティーin北海道

●EVENT DATA
・開催日:2019年7月21日
・場所 :洞爺湖有珠山噴火記念公園(北海道)
・主催 :カフェカブ運営事務局

洞爺湖の有珠山噴火記念公園で行われた、第2回カフェカブパーティーin北海道。120台以上の参加者の中から、注目のカスタムマシンをご紹介します。レッツ・チェック!

カフェカブパーティーin北海道の参加車両1
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両1

ハチマキ姿のスーパーカブ110には小型スクリーンと大きなボックスが装備されています。どこまでも走っていけそうな雰囲気を醸し出していますね。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両2
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両2

古い「カモメ」と呼ばれるハンドルが特徴的な1978年発売のモデルも参加していました。フロントキャリアとベトナムキャリア、それにカットしたレッグシールドにモールを装着して豪華なイメージにしています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両3
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両3

レッグシールドに貼られた「出前神速」というステッカーが印象的なスーパーカスタムです。リヤに装着した出前機にはしっかり岡持ちが取り付けられています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両4
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両4

こちらは初代C100に追加されたC105のスーパーカブ55です。キレイにフルレストアされたようで、カタログから出てきたような印象です。レッグシールドにつくCub55のエンブレムが特徴です。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両5
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両5

ザ・旅バイクといった風情になっています。フロントに風防を付けると走行中の疲労度が軽減されますね。エンジンをチューニングして北海道の長い道のりを快適に走れるようにしていました。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両1
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両6

クロスカブ110も数台参加していました。こちらは大型スクリーンを装着して快適性をアップしています。通常リヤにボックスを装着するものですが、こちらはフロントキャリアに装着しています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両7
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両7

珍しいカブラ仕様にされています。1996年にホンダ・アクセスから発売された外装キットがカブラで、ボリューム感溢れるサイドカバーなどが特徴です。ロングシートに箱を取り付けています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両8
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両8

こちらも古い「あんどん」が付くスーパーカブ90です。貴重なサイドカバーエンブレムを残してレストアされたのでしょうか。リヤに大型ボックスとサイドバッグを装着して、旅の途中といった風情ですね。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両9
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両9

おそらくベンリィ50かCD50と思われるフロントフォークを移植して操縦性を向上させています。またエンジンをチューニングしてカブラのサイドカバーとシングルシートを装着することで、スポーティな印象に仕立てていますね。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両10
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両10

珍しい「あんどん」かな、と思ってみると全体的に小さくなってます。こちらはボディやサスペンションをカットしてスーパーカブをモンキー並みに小さく仕立てたカスタムバイクでした。タイヤは10インチになっています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両11
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両11

アーミーカラーに塗装されたカスタムですね。ナックルガードを装着して同色に塗装されたヘルメットを被れば、軍事系バイクにしか見えなくなりそうです。ホイールにスポークカバーを被せて明るいルックスにもしてますね。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両12
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両12

メインフレームにサブフレームを追加して激しくカスタムされています。フロントには流用の倒立式フロントフォークと4ポットキャリパーによるブレーキに変更。エンジンもフルチューンされてますが、カブらしさは残されてます。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両13
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両13

こちらはハンターカブCT110が並んでいます。いずれもカスタムすることで同じバイクとは思えないほど印象を変えています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両14
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両14

バーハンドルに変更してヘッドライトを移植して、正体不明な印象に仕立てています。濃いブラウンとブラックに塗り分けた塗装と、サイドバッグはアメリカンな雰囲気になっています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両15
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両15

メインフレームをカットして長く溶接し直すことでロングなボディに大変身しています。ボディの後ろも大胆にカットして太いサイズのタイヤを目立たせています。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両16
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両16

アップハンドル化してフロントに大きなバスケットを装着、補助灯まで装備しています。レッグシールドを社外のフレームカバーにしてシンプルなスタイルにしています。

●変わり種?のマシンたちも見逃せません

カフェカブパーティーin北海道の参加車両17
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両17

スーパーカブのエンジンをバックボーンタイプのフレームに搭載したスポーツカブも参加していました。シートだけ張り替えられているようですが、それ以外はアップマフラーを含めオリジナルのままのようです。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両18
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両18

これは珍しいポートカブです。スーパーカブを女性向けにアレンジした廉価版として1962年に発売されましたが、販売は不審なまま2年後に生産終了した幻のカブです。

カフェカブパーティーin北海道の参加車両19
カフェカブパーティーin北海道:カスタム車両19

カフェカブパーティーにはスーパーカブでなくても、カブ系エンジンを搭載したモデルなら参加が可能です。この日は1台だけですが、アメリカンモデルのジャズも参加していました。後ろはスポーツカブです。

(増田 満)

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この記事の著者

増田満 近影

増田満

複数の自動車雑誌編集部を転々とした末、ノスタルジックヒーロー編集部で落ち着き旧車の世界にどっぷり浸かる。青春時代を過ごした1980年代への郷愁から80年代車専門誌も立ち上げ、ノスヒロは編集長まで務めたものの会社に馴染めず独立。
国産旧型車や古いバイクなどの情報を、雑誌やインターネットを通じて発信している。仕事だけでなく趣味でも古い車とバイクに触れる毎日で、車庫に籠り部品を磨いたり組み直していることに至福を感じている。
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