【高速サービスエリア ドッグラン 山陽】瀬戸中央道・鴻ノ池SA(下り)の施設は屈指の広さだけでなく、多彩なアジリティが特長

■日本の夕日100選に選ばれているスポットなので夕暮れ時に行くのがオススメ

2匹のミニチュアダックスフンドと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のサービスエリア(SA)に併設しているドッグランを紹介します! 今回は瀬戸中央自動車道、鴻ノ池(こうのいけ)SA(下り)です。

鴻ノ池サービスエリア下り02
鴻ノ池サービスエリア下りの店舗。
鴻ノ池サービスエリア下り03
ペット同伴で食事のできるテラス席が用意されている。

鴻ノ池SA(下り)は、本州と四国を結ぶ瀬戸中央自動車道の岡山県倉敷市に位置するサービスエリアで、上下線ともにドッグラン施設があります。

店舗内にあるフードコートでは、ボリューム満点の各種定食が自慢。自家製カレーと縮れ麺にこだわった「カレーラーメンセット」は、一度食べたら忘れない美味さです。

鴻ノ池サービスエリア下り04
ドッグランの出入り口の看板。
鴻ノ池サービスエリア下り05
ドッグランの全景。795.7㎡という広さを誇る。

また、売店では、岡山県などの銘菓や特産品を取り揃えています。岡山名物のきび団子はもちろんのこと、倉敷土産の和菓子「むらすゞめ」は、お土産ランキングに毎回必ず3位以内に入る人気の逸品です。

建物の前にはテーブルと椅子もあります。ここでワンちゃんと一緒に休憩したり、軽食を取ったりすることも可能。

鴻ノ池サービスエリア下り06
蛇口だけでなく、シャワーも完備された水飲み場。
鴻ノ池サービスエリア下り07
ダストBOXのまわりにはホウキなどの清掃用具も置かれている。

お目当てのドッグランは、建物の左を進んで遊歩道の奥を少し歩いたところに位置します。可愛いワンちゃんの看板がお出迎え。かなり出口寄りにありますので、出口付近に停車すると便利です。

全犬種共通のドッグランは、795.7㎡と高速道路のドッグランの中でも屈指の広さを誇るだけでなく、24時間利用できるのも嬉しいポイントです。

鴻ノ池サービスエリア下り08
施設は自然を活かしたエリアとアジリティのあるエリアに分かれている。
鴻ノ池サービスエリア下り09
アジリティとしてハードルが設置されている。

水飲み場は、シャワーと通常の蛇口に加えて、人間も水を飲めるようになっています。犬用のボールも自由に使えるように置いてあります。排泄物専用ゴミ箱も大きくて清潔。周りにホウキも掛けてあります。

とにかく広いフィールドは、木が数本植えられている部分と、アジリティエリアに分かれています。アジリティとして、ステンレスハードルは3台もあります。ハードル棒の高さも自由に変えられるタイプで、体格に関わらず大小のワンちゃんみんなで遊べそうです。

鴻ノ池サービスエリア下り10
ブリッジ状のドッグウォーク。
鴻ノ池サービスエリア下り11
チューブ状のトンネルやスラローム状のポールなど本格的。

ドッグウォークは1台、上手に台の上に登ることができればキレイな景色が眺められるかも!?

そのほかには、約5mもの長さのチューブ・トンネル1台、スラローム用ステンレスポール1台も。アジリティの多さも、高速道路にあるドッグランの中でNo. 1でしょう。

鴻ノ池サービスエリア下り12
ベンチに加えて、石製のイスとテーブルが設置されている。
鴻ノ池サービスエリア下り13
絶景を楽しめる展望台。

人間用のベンチは2つ、石製の腰掛けは全部で8つもあり、絶景を眺められる屋根付きベンチ&腰掛エリアも、ドッグランの中にあるなんて、ここで何時間も過ごせそうなくらい快適な環境!

鴻ノ池サービスエリア(下り)は、鷲羽山に連なる山塊のふところに位置する静かで広々としているのが特徴的。

鴻ノ池サービスエリア下り14
ドッグランの外側も公園のような施設になっている。

敷地内からは遠く水島灘も望めることができ、島々が点在する瀬戸内に沈む夕日は「日本の夕日100選」に選ばれているほど絶景! 瀬戸大橋を渡る前に寄って、ピクニック気分で時間をかけてゆっくりとワンちゃんと一緒に遊びたくなるような、愛犬家におすすめのスポットです♪

(文:高市 智子/写真:萩原 文博

※この記事は2023年5月3日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる