【高速サービスエリア ドッグラン 北陸】北陸道・米山SA(上り)は足元に優しい天然芝が広がる新潟県唯一の施設

■桜が満開の季節にはワンちゃんと一緒にお花見も堪能できる

2匹のワンコと暮らすライターが足を運んで、日本全国にある高速道路のSAに併設しているドッグランを紹介します。

今回は北陸自動車道、米山(よねやま)SA(上り)です。

ドッグラン02
施設内のレストランでは新潟の海の幸、山の幸が食べることができる。

米山SA(上り)は、新潟県柏崎に位置する北陸自動車道にあるサービスエリアです。富山や金沢方向の上り線のみ設置されており、2013年8月に新潟県内初のドッグランとしてオープンしました。

ドッグラン03
ドッグランの位置を知らせる目印がある。
ドッグラン04
ショップからは遠くなるが、出口側に駐車するとドッグランは目の前。

眼前に広大な日本海と遠く佐渡島を望めるサービスエリアとしてドライバーに人気のスポットでもあり、風の街、柏崎の風光明美な四季折々の景色が存分に楽しめます。

施設内のショップでは、地元柏崎の海産物や越後のお土産品も豊富で、レストランでは、柏崎名物の「鯛茶漬け膳」や「四元豚のかつ丼膳」も人気メニューです。

お目当てのドッグランは、施設の右手前に位置しています。青々とした天然芝生と並木がキレイなフィールドのドッグランは、そばに電灯も設置してあるため夜間でも遊べるようになっています。

ドッグラン05
ドッグランの入口の前にワンちゃん用のトイレを設置。
ドッグラン06
ワンちゃんのサイズによって利用できる施設が分かれている。

入り口の前に、おしっこポールがあります。キレイな天然芝を痛めないように、ここでおしっこを済ませて入場しましょう。

ドッグラン07
清潔感漂うトイレボックスが設置されている。

約230㎡の小型犬用と約390㎡の中型・大型犬用の2つのエリアに分かれてあるため、大きなワンちゃんが苦手なワンちゃんでも安心。大きめで清潔感バッチリ!の排泄物(ウンチ)ボックスも完備。

2つのエリア共有の入り口から右手、駐車場に面して小型犬エリアがあります。地面は、天然芝生と小さいクローバーがミックスされていて、ワンちゃんの足に優しい仕様に。

ドッグラン08
小型犬用のフィールドは平坦な地面が広がる。
ドッグラン09
地面には天然芝とクローバーなどが生育していて、走りやすい。

小さめのホールが埋め込められているアジリティは、小型犬エリアのみ設置されています。何もないフィールドよりは、何かしらのアジリティがあった方が、ワンちゃんだけでなく飼い主のテンションも上がるかもしれませんね。ただしベンチは1つのみ。雨が降ると、ベンチの前が水溜りになってしまうのでちょっと使いづらいかもしれません。

ドッグラン10
わんちゃんがあそべるようにアジリティを設置。
ドッグラン11
雨上がりに取材したが、ベンチの周りには水たまりができていた。

一方の中型・大型犬専用エリアは、小型犬専用エリアよりも1.5倍くらい広め。木も植えられているため、木陰もできます。中央部分の地面は芝生が剥げていて赤土になっています。

小型犬専用エリアと同じく、ベンチは1つだけ。日除の屋根や木陰はないため、日中は直射日光や熱中症などに注意しましょう。

ドッグラン12
大型犬用の地面はよく使われているせいか土が剥き出しの場所も。
ドッグラン13
一つだけ設置されているベンチは日よけがないので注意が必要。

きれいな天然芝で広々としたフィールドで、ワンちゃんは思いっきり走れそう。背丈が低めの桜の木が生えているため、春の桜が咲く時期は、お花見も楽しめるでしょう。

米山SA(上り)は、ドッグランだけでなく、施設の裏手にある展望広場で絶景を眺められるのが魅力です。

ドッグラン14
中・大型犬用の施設には桜の木が植えてあるので、春にお花見も可能。
ドッグラン15
展望広場からは晴れた日には佐渡島もみることができる。

そして、串焼きや串だんご、ソフトクリームなどの出店もあり、ベンチやテラス席も多めに設置してあるため、ワンちゃんとお散歩やランチなども楽しめるのも愛犬家にとっては嬉しいスポット。広大な日本海と佐渡島を背景に、ワンちゃんと記念写真を撮るのもおすすめです!

(文:高市 智子/写真:萩原 文博)

※この記事は2023年5月4日に追記・再編集しました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる