アストンマーティンの名車たちが、ペブルビーチでオークションに!

ジェームズ・ボンドのDB5から最後のV8ザガートまで

「イブニング・ウィズ・アストンマーティン(アストンマーティンと過ごす夕べ)」と銘打つイベントが世界的に知られるオークションハウス RMサザビーズの主催で開催される。

同オークションは、米国カリフォルニア州ペブルビーチで毎年開催されるモントレー・カー・ウィーク中の8月15日に実施予定。競売にかけられるのはアストンマーティンにとって非常に重要なモデルばかりだ。

アストンマーティン DB3S 03

伝説的レーサー、ピーター・コリンズが戦ったDB3S

1953年製のワークスカー、DB3Sは今回のオークションの最大の目玉のひとつ。DB3Sはおよそ30台作られ、うち11台はワークスカーとして仕立てられたが、今回出品されるのは2台目に作られた個体。

伝説的なレーサーのピーター・コリンズもこのマシンでレースを戦っている。このDB3S/2は1950年代を通じて、ル・マン24時間をはじめイギリスGP、ブエノスアイレス1000km、セブリング12時間、ミッレミリアといったレースの数々に挑んできた。

アストンマーティンDB5 シューティングブレーク 02

生産台数たった12台! ラドフォード製シューティングブレークも

ジェームズ・ボンドが乗った1965年製DB5をはじめとした、錚々たるDB5の顔ぶれも見逃せない。

40年にもおよぶワンオーナー車、1964年製のDB5は最低落札価格未設定で出品される(予想落札額:70万〜90万ドル=約7500万〜9700万円)。アストンマーティン・ワークスの手により完璧にフルレストアされた1963年製DB5コンバーチブルは、ロンドン市内アールズ・コートで開催されていた頃の英国モーターショーに展示された個体そのものと言われる(予想落札額:135万ドル〜150万ドル=約1億4500万〜1億6100万円)。

新車時点から、わずか3人のオーナーのみが所有してきた1965年製DB5シューティングブレークも放出。英国の有名なコーチビルダー、ラドフォードが架装した12台のうちの稀少な1台である(予想落札額:100万〜140万ドル=約1億800万〜1億5000万円)。

アストンマーティン ショートシャシー ヴォランテ 02

ショートシャシー・ボランテは絶品ミント・コンディション

やはりアストンマーティン・ワークスが2017〜2018年にかけてレストアした、47台しか生産されなかった右ハンドル仕様の1961年製DB4GTも登場(予想落札額:300万〜340万ドル=約3億2300万〜3億6600万円)。

生産台数の少なさでいえば、たった37台しか作られなかった、1966年製の“ショートシャシー・ヴォランテ”も、まさしくコンクール・コンディションといえる素晴らしい個体が出品される(予想落札額:140万〜180万ドル=約1億5000万〜1億9000万円)。

アストンマーティン ヴァンキッシュ ザガート クーペ 01

名門ザガートが架装した美貌のクーペも

さらに、ザガートがボディを架装したV8モデルの2台も競りにかけられる。V8ザガートの最終生産モデルと、2018年製のヴァンキッシュ・ザガート・クーペだ。

アストンマーティン・ワークス代表のポール・スパイアーズは言う。

「今回のRMサザビーズによるオークションには、アストンマーティンの栄光の歴史を声高に物語るモデル陣が出品されます。世界中のクラシック・スポーツカー愛好家にとって見逃すことのできない舞台になるでしょう。DB3Sをはじめとしたきわめて特別なアストンマーティンが、世界のどこかに新しい住処を見つけることになります。それはとりもなおさず、アストンマーティンの存在を世界に改めて刻む機会にもなるのです」

RMサザビーズの国際オークション部長のゴード・ダフも「アストンマーティンの公式オークションを開催できることは大変光栄です。しかも、モントレーの夜という特別な時間に」と語っている。

(GENROQ Web編集部)

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