MINI初の量産フルEV「MINI エレクトリック」をロッテルダムで発表

MINI Cooper S E

MINI クーパーS E

MINIと協力関係を持つオランダ・ロッテルダムでお披露目

7月9日、MINIはオランダ・ロッテルダムにおいて、同ブランド初の量産電気自動車モデル「MINI エレクトリック/MINI クーパーS E」のワールドプレミアを行なった。この会見にはBMW AGのカスタマー・セールス・ブランド部門取締役ピーター・ノータ、MINIのシニアバイスプレジデントを務めるベルナルド・コルバーが参加した。

今回、重要な発表の場としてロッテルダムが選ばれたのは、都市として包括的な充電ネットワークを構築し、BMWグループと同じ未来を見据えているからだという。

昨年、BMWグループはロッテルダム市と協力関係を締結しており、プラグインハイブリッドモデルが都市部に入ると、フルEVモデルに切り替えるように通知するモバイルアプリケーション「Electric City Drive」を開発。2020年以降、このアプリケーションをすべてのプラグインハイブリッドモデルに搭載することを計画している。

i3から流用された電動パワートレインを搭載

MINIの生産拠点のオックスフォード工場は大きな変革の時期を迎えることになる。現在販売されている「MINIカントリーマンPHEV」が成功を収めており、初の量産フルEVモデルとしてデビューするのが「MINIクーパーS E」、通称「MINI エレクトリック」だ。

MINI3ドアに、BMW i3から流用された電動パワートレインを搭載し、駆動方式はFFとなる。システム最高出力は135kW(184hp)、最大トルク270Nmを発揮。0-60km/h加速3.9秒、0-100km/h加速は7.3秒、最高速150km/hというスペックをもつ。

都市内モビリティとしての使用を想定しており、最大航続距離は235km〜270km。32.6 kWh容量のバッテリーはフロア下にT字型レイアウトで配置される。50kW充電器に対応し、80%までの充電時間は35分となっている。

2023年までに25台のEVを導入するBMWグループ

BMWグループは持続可能なモビリティの重要性を認識しており、2013年に初のフルEVモデルである「BMW i3」を市場に投入。以来、継続的に電動モデルの商品を拡充しており、カスタマーのニーズに合わせて、フルEVとプラグインハイブリッドモデルを幅広く展開している。

BMWグループは当初の計画よりも2年早く、2023年までに25台のEVモデルをラインナップする予定だ。つまり、カタログモデルの半数以上がEV、もしくはプラグインハイブリッドとなる。2020年には「BMW iX3」がデビュー、2021年は「BMW i4」とEVモデルのフラッグシップとなる「iNEXT」が市場に投入される。

11月からオックスフォード工場での生産をスタート

ベルナルド・コルバーは「MINI エレクトリック」について以下のようにコメントした。

「私たちにとって、MINI エレクトリックは単なる移動手段ではありません。これまでMINIが取り組んできた都市型モビリティの解決策のひとつになると信じています。このクルマは最新のMINIコネクテッド・サービスなどの先進機能をすべて備えています。また、正式デリバリーまでにはさらに便利なエコ・サービスを提供することをお約束します」

すでに欧州において、MINIエレクトリックの予約がスタート。オックスフォード工場での生産は2019年11月から開始され、欧州統一の正式な発売日は後日発表されるという。

(GENROQ Web編集部)

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