PHEV「BMW ヴィジョン M NEXT」デビュー! 未来の「駆け抜ける歓び」を体現

BMW VISION M NEXT

BMW ヴィジョン M NEXT

自動運転化社会におけるドライビングプレジャーとは

BMWは、未来のドライビングプレジャーを提示したPHEVコンセプトスポーツ「ヴィジョン M NEXT」を公開。「ヴィジョン M NEXT」のワールドプレミアは、6月25日から27日かけてドイツ・ミュンヘンのBMW Weltで開催されているBMW Group #NEXTGenで行われた。

この#NEXTGenは、BMWグループが手掛ける様々なモビリティに焦点を当てたBMW独自のイベント。「ヴィジョン M NEXT」のような世界初公開のコンセプトカーやニューモデルだけでなく、EVテクノロジー、デザイン案、自動運転技術、最新コネクティビティ、サービスの分野など、BMWの最新技術が数多く展示されている。

ヴィジョン iNEXTに続き、BMWが提示する自動車社会の未来

BMWグループデザインのシニアバイスプレジデントを務めるアドリアン・ファン・ホーイドンクは、「ヴィジョン M NEXT」について以下のように説明した。

「今回公開した『ヴィジョン M NEXT』はスポーティドライブの未来を提示したモデルです。先に発表した『ヴィジョン iNEXT』では自動運転により車内の運転環境がどのように変化するかを具現化しました。それに対して『ヴィジョン M NEXT』は、最先端技術によりドライビング体験をこれまで以上に純粋で魅力的なものとする方法を示しています」

BMWが掲げる“EASE”と“BOOST”コンセプト

「ヴィジョン iNEXT」と「ヴィジョン M NEXT」は、BMWが掲げる将来に向けたコンセプト“EASE”と“BOOST”を体現したモデルとなる。

“EASE”では、自動運転によりクルマが運転を担当する。この結果、クルマは4つの車輪を持った居住空間となり、パッセンジャーは安心して守られた感覚を得ることができる。休憩やリラクゼーション、会話、車内エンターテインメントまで、“EASE”コンセプトで提供される経験はパッセンジャーのニーズと同じくらい多様となる。

一方“BOOST”は、究極のアクティブドライビング体験を表現。ドライバー自身がステアリングを握り、操る喜びを実感することになる。“EASE”と“BOOST”コンセプトは、自動運転、コネクティビティ、EVを含む、BMWグループの将来を構築する大切な要素となる。デザインはこのコンセプトを視覚的に表現し、基盤となるテクノロジーを含むものとなった。

古典性と現代性を同居させたエクステリア

エクステリアデザインは、BMWが手がける「ヴィジョン ヴィークル」のパフォーマンスの可能性を明確に示している。

デザインプロセスを紐解くと、古典的な4灯式ヘッドライトなどのクラシカルさとEVらしい現代性をひとつのスポーツカーで表現。低く構えた楔形のシルエット、ガルウイングドア、印象的なカラーパターンなど、未来を見据えたデザインを採用した。リヤウィンドウやテールライトのデザインはBMW M1からインスピレーションを得たという。

スポーツカー然としたプロポーションは、明快さを持ちながら控えめな造形で構成されている。 フロントとリヤセクションは、マットネオン仕上げのスリリングオレンジをチョイス。対照的にそれ以外のセクションはシルクマット仕上げのキャストシルバーメタリックが採用された。ホイールはフロントが21インチ、リヤに22インチと前後で異なるサイズを用い、楔形のエクステリアを際立たせている。

ドライバー優先の未来的なコクピット

最新の顔認識技術により、ドライバーが近づくと自動的にロックが解除。ガルウイングドアのタッチセンサーを押すとドアが開き、コクピットが出現する。

上品でシンプルなインテリアは、ドライバー中心の囲まれ感のあるデザインや機能を展開。エアコンの吹き出し口などは視界に入らないようにデザインされた。フロントガラスに投影されるフルサーフェス拡張現実感ヘッドアップディスプレイは、3次元での表示を実現している。

最高速度300km/h、EVのみで100kmの航続距離

パワートレインにはパワーPHEVドライブシステムを搭載。動力はフルEVまたは4気筒ガソリンターボ、駆動は4WDから完全なFRまで自由に選択できる。最大システム出力は441 kW(600 hp)を発揮し、最高速度は300km/h、0-100km/h加速は3秒というパフォーマンスを誇る。また、スイッチを押すだけでパワーアップを可能とする「BOOST +」モードも用意された。

EVのみでの最大走行距離は100km(62マイル)を実現しており、将来的にゼロエミッションゾーンが設定された場合でもほとんどの移動は電力のみでカバーできるとBMWは胸を張る。

(GENROQ Web編集部)

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