「ワンガンブルーにチタンテール?」 R35GT-Rの2020年モデルは走り屋大好き仕様だった件

ぶっちゃけ2020年モデルは機能面の進化はほぼ無いに等しい

GT-R NISMOはついにカーボンルーフ化

2019年4月17日に発表されたR35GT-Rの2020年仕様。2007年に発売され、度重なる年次改良が加えられてきたGT-Rは、シャシーまで手が加えられた2018年モデルで熟成の領域に達したとされていた。

しかし、2019年は初代(第一世代)ハコスカGT-Rの登場から数えて50周年にあたる年。国産最高峰のスポーツモデルとしてのさらなる進化は絶対条件だったのだろう。

今回、発表されたのはレギュラーモデルの「GT-R」、その延長線上にある50周年記念モデル「GT-R 50th Anniversary」、そして走りに特化した「GT-R NISMO」だ。

レギュラーモデルの大きな変更点は、タービンの効率向上。これまでNISMO仕様に使われてきたアブレダブルシールを採用することで、タービン内部の機密性を高め、よりレスポンスの高いエンジンに仕上がったという。また、合わせてミッション制御のRモードをよりアグレッシブに変更し、サスのセットアップもリメイク。

コンセプトは「速さの質」の追求とのことだが、性能面における仕様変更は正直「微妙」な内容だ。

外装色には「ワンガンブルー」を新設定。クリアなブルーの下地には光干渉顔料が敷かれ、ミステリアスに色変わりする深みが魅力だ。また、マフラーエンドにはブルーのヒートグラデーションを与えたチタンフィニッシャーを採用。ボディカラーを含め、かなり走り屋テイストが盛り込まれていたりする。

一方、ハコスカのワークスカラーを思わせる50周年記念モデルは、レギュラーモデルのプレミアムエディションをベースにしたカスタム仕様となる。

各部に限定モデルのエンブレムなどを追加し、内装飾は専用のミディアムグレーを設定。ワンガンブルーのボディカラーを選択するとカラーコーディネイトされたホイールがセットされるという内容だ。

そして、見た目にもよりアグレッシブな変化を感じるのが「NISMO」だ。ルーフやボンネット、フロントフェンダーなどにカーボンパーツを多数採用。軽量化と共に、低重心化も実現している。

空力にも磨きをかけてきた。FIA-GT3仕様を彷彿とさせるフロントフェンダーは、上部にアウトレットダクトを配備。エンジンルームのヒートエアを排出するのはもちろん、フロントのエアロダイナミクスが向上したことで旋回性能がいっそう高められたという。

また、新規に採用されたブレーキシステムも凄まじい。市販車最大級のカーボンセラミックローターを採用し、それに合わせてキャリパーも設計変更、パッドも最適な摩材がセットされている。

インテリアでは新設計の専用レカロシートがトピックだ。カーボンシェルにコアフレーム構造を追加することで、より軽くより高剛性を実現した。

これらのパーツの組み合わせで総重量は約30kg低減に成功。バネ下であるブレーキパーツの軽量化の効果も大きく、運動性能は大幅にアップしているとのこと。

気になる価格は、レギュラーモデルが1063万円(ピュアエディション)〜1250万円(ブラックエディション)、50周年記念モデルが1319万円〜1351万円だ。ニスモに関しては、2020年の発売ということで価格の発表はされていないが、従来モデルが1870万円だったことを考えると、限りなく2000万円に近いものとなることだろう。

web option編集部

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