「NCロードスターに13B-MSPエンジンを搭載」高回転型ロータリーと軽量ボディの相性は想像以上だ!

ブリッジポート&ペリ排気チューンの13B-MSPを搭載!

軽量ボディとレネシスのマッチングの良さに驚き!

フジタエンジニアリングと言えば、関西地区随一のロータリーショップ。また、マツダ車ということで歴代ロードスターのチューニングも積極的に行ってきたのは、意外な一面と思う読者もいるかもしれない。

そんな中で、あったらいいな…と思い続けてきたのが、実はNCロードスターとNAロータリーエンジンの組み合わせ。高回転まで直線的に伸びるパワーフィールは、ロードスターの性格をアグレッシブに変えてくれそうな予感がしていたということ。

ちなみに、これまでも歴代ロードスターにロータリーエンジンを搭載したチューニングカーは、各地で何台も作られてきたがその多くがRX-7のエンジンを換装したターボモデル。しかし、ターボエンジンを換装したロードスターは、どうしても万人向けじゃないジャジャ馬的な性格になってしまう。

そこで、フジタエンジニアリングではこれまでの経験を活かし、NCロードスターにRX-8用レネシスエンジン(13B-MSP)の組み合わせに挑戦。

搭載されたエンジンはフィーリングアップ+αを狙ったブリッジポート&ペリ排気チューン(RX-7のハウジングを使用)が施され、実測で約240psにポテンシャルが高められている。その特性はターボのような急激なトルク変動がないのがいいところ。扱いきれるパワーを、心地よいフィーリングで引きだすことに成功している。

これは、もともと13B-MSPを搭載するRX-8にもオススメしてきたチューニングではあるが、RX-8に対して約250kgほど車重が軽いロードスターに換装することで、驚くほど軽快に走るマシンに仕上がるのだ。

排気系はメイン60φで、大型のサイレンサーを装備したワンオフのエキゾーストを搭載。街乗りで道行く人に不快感を与えないレベルまで消音しつつ、ロータリーサウンドを奏でる絶妙なサウンドチューンが施されている。

なお、RX-8用のエアポンプなど排ガス浄化装備も移植、ユーザーへのフィードバックのためしっかりと公認を取得したリーガル仕様となっている。

インテリアは大きな改造は施されていないが、高回転化したエンジンに対応するため、トラストのマルチマメーター、インテリジェントインフォタッチを装着。ミッションはRX-8の6速を流用している。

一方のサスペンションは、オリジナル車高調を軸に構築。スプリングはフロント8kg/mm、リヤ6kg/mmのレートをセット。ホイールは横浜ゴムのアドバンレーシングRT。スリット入りの2ピースローターはオートエクゼのものだ。

実際に、試走させてもらうとレブリミットまでパワーが落ち込むことなく加速が続く。これは、まさにNAチューンの醍醐味。過激ではないが、ロードスターのイメージにピッタリの爽快感を味あわせてくれる。

完成度の高いエンジンスワップの一例ということができそうだ。

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web option編集部

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