「走り屋的@燃費向上術」走り方やパーツ選びでムダなガソリン消費を抑える極意を公開!

ガソリン価格の高騰は燃費向上走行&パーツチョイスで相殺できる!

普段の心がけ次第で燃費アップは難しくない!

何かと出かける機会の多いゴールデンウィークだと言うのに、ガソリン価格は高騰しまくり。クルマの利用頻度が高い人たちにとって、ガソリン価格の上昇は家計に直結するだけに深刻だ。ガソリン価格が上がる要因は中東情勢や為替変動など様々だが、ここで文句を言ってもはじまらない。

実燃費をどうすればアップできるのか? 走り屋的な視点からその方法を真剣に考えてみた。

●その1:街乗り時のオイル粘度はやわらかめを選んで抵抗を減らす

サーキットを走るケースなどは別として、日常でクルマを使うだけなら指定よりも1ランク柔らかめのオイルを使うことも燃費向上に繋がる。

これは、硬いオイルはエンジン内部で摺動抵抗となりがちだからだ。そのため、近年のエコカーの指定オイルは、10年前、20年前とは比較にならないほど低粘度のものになっているし、オイルもその要求に応えながら、潤滑性能が保たれるように開発が進められている。

ただし、エンジンの種類によっては油圧(粘度)を使って可変バルタイなど仕組みの制御を行っているものもあるから、そういった装備のある車種は要注意。

また、限度はあるけれど粘度によって燃焼室の機密性が保たれているという側面もあるから、硬めのオイルのほうがエンジンのトルク感があるなんて場合もある。そういう場合は、良く暖機してから走行することを心がけよう。

●その2:早めのシフトアップを心がけエンジン回転数を抑える

マニュアル車の場合、低速ギヤでアクセルに加減速を連動させながら運転するのがクセって人もいるだろう。しかし、回転数を高めにしてエンジンブレーキを多用していては、燃費が悪化するばかり。

ギヤは1段高めにして、加速するときも加速増量の燃料制御が働かぬよう、ゆっくりをアクセルを開いていくのが燃費運転もコツとなる。

なお、燃費向上というとアクセルを踏まないことがイチバン思い浮かぶだろうけれど、ブレーキを踏んでせっかくの移動エネルギーを失うことも避けたいこと。そのためには、通常は車間を広めにとって先行車の運転に影響されないように走るのが得策だ。

ちなみに、以前OPTION誌で「耐久レース用に仕上げたマシンでシフト回転数ごとの燃料消費がどう変化するか」という企画を行なったことがある。車両はジェイズレーシングのS2000で、場所はセントラルサーキット。燃料は市販のハイオクガソリンだ。

イン/アウトラップを含めて6周、指定のエンジン回転数で走ってもらったところ、

6000回転シフト=平均燃費3.73km/L(ガソリン消費量4.5L)
7500回転シフト=平均燃費2.9km/L(ガソリン消費量5.8L)
9000回転シフト=平均燃費2.3km/L(ガソリン消費量7.2L)

という結果になった。回転数がガソリン消費量にもたらす影響力は非常に大きいのである。

●その3:空気圧はちょっと高めにして転がり抵抗を減らすのも効果あり

長期間メンテナンスを怠っていると、寒暖差やほんの少滲出るエアもれでタイヤの空気圧が下がってしまう場合もある。空気圧が下がると、接地面積が増えるばかりか、変形なども起こりころがり抵抗が大きくなる。

そこで、タイヤ,メーカー的には推奨する空気圧が保つようメンテナンスを推奨するのだ。もちろん、空気が抜けたタイヤ出の走行は危険なのは言うまでもない。しかし、燃費向上を求めるなら少し空気圧は高めにセットするのがオススメ。接地面積が減り、硬度も上がるため転がり抵抗が低減、燃費向上に繋がるというわけだ。

ちなみに、タイヤの温度が上がり空気が一時的に膨張すること以外の理由で自然と空気圧が高まってしまうことはないので、ノーメンテのクルマは空気圧が低すぎる傾向だ。

●その4:ハイオク仕様のクルマにレギュラーを混ぜてもOK?

コンピュターチューンを施したハードなチューニングカーでなければ、通常はハイオク仕様の車両にレギュラーガソリンを入れて壊れてしまうといことはまずない。特に日本国内で国産車という限定をすれば問題は起こらないよう設計されているし、ガソリンの品質は高いレベルで安定している。

ただし、ECUが燃焼状態などからオクタン価を監視して点火を大幅にリタードしたモード(フェイルセーフ)になり、レギュラーとハイオクの価格差以上の燃費悪化を起こす場合もある。つまり、必ずしもレギュラーを入れたら経済的かというとそうとは限らないわけだ。

そこで、ハイオク仕様のクルマならタンクを半分以下にせず、給油2回に1回程度レギュラーガソリンを入れるというケチりかたもあり。この方法なら、オクタン価が極端に下がりすぎることなく、ハイオク用の適性値で走ることができる(過去のOPTION誌のテストではこういう結果が出たことがある)。

web option編集部

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