はたして落札額は? 最後の未レストア「ジャガーXK120」がオークションに登場!

1954  Jaguar XK120 FHC

1954年式 ジャガー XK120 FHC

24台のみのブリティッシュレーシンググリーン仕様

5月11日、英国・オックスフォードシャー州「ヘイスロップ・パーク」において、「ジャガー・エスージアスト・クラブ」と同日開催されるオークションイベント「ブリティッシュ・マルケス・セール」に貴重なヒストリック・ジャガー数台が出品される。今回、素晴らしいヒストリーを持った「Eタイプ」「XK150」「XK120」が用意されており、大きな注目を集めることになりそうだ。

特に注目を集めているのが写真の「XK120 FHC」。ジャガーは、1948年にアールズコートモーターショーにおいて「XK120」を発表。その後、このクーペは右ハンドル仕様が194台生産された。今回、オークションに出品されるシャシーナンバー111の「XK120 FHC」は、わずか24台存在するブリティッシュレーシンググリーンにペイントされた仕様となる。

この個体は、ヒストリックカーブローカーによりデンマークで発見され、英国に戻された。おそらくレストア前の個体としては最後の「XK120」とみられており、オークションスタート価格は3万5000ポンド~4万5000ポンドとなるという。

1966  Jaguar E-Type Series I FHC 2+2

1966年式 ジャガーEタイプ シリーズ1 FHC 2+2

1966年式「ジャガーEタイプ シリーズ1 FHC 2+2」は、1967年9月に販売されて以来、ひとりのオーナーにより所有されており、信じられないほど美しいコンディションに保たれている。

このオーナーが1980年まで大切に乗りつづけた後は、約38年間ガレージで大切に保管されていた。たとえレストアが必要な場合でも、詳細な整備記録、信託証明書、ファクトリーマニュアル、オリジナルの変更記録、購入領収書も付属。オークションスタート価格は3万ポンド〜3万5000ポンドになるとみられている。

1964  Jaguar E-Type Series 1 3.8 Roadster

1964年式 ジャガーEタイプ シリーズ1 3.8ロードスター

1964年式「ジャガーEタイプ シリーズ1 3.8ロードスター」は、当初香港にデリバリー後、英国に戻ってきた個体。解体後、英国に戻され、管理人のもと36年間乾式保管されていた。その後、レストアを計画していたブローカーが購入したが、計画の変更もあり、急遽販売されることになった。

2万2631個のパーツ類はすべて目録化されており、右ハンドルのこの車両のオークションスタート価格は、5万ポンド〜7万ポンドを予定している。

1959 Jaguar XK150 S 3.4 Coupe

1959年式 ジャガー XK150 S 3.4 クーペ

現在、動体保存されている「ジャガーXK150」は何台かあるが、この個体は右ハンドル、マニュアルギヤボックス、3.8リッターエンジンが搭載された86台のうちの1台となる。1975年以来、屋根付きのストレージで大切に保管されてきた。すべての記録が残っており、信託証明書も付属、ウィンドスクリーンも健在。オークションスタート価格は4万5000ポンド〜5万5000ポンドとなりそうだ。

ヘイスロップ・セールスのオークションマネージャーを務めるアーウェル・リチャーズは、今回のオークションについて以下のようにコメントした。

「ジャガーは『ブリティッシュ・マルケス・セール』において常に高い人気を誇っています。特に今回は『XK120』が高い注目を集めるでしょう。この個体は、おそらく世界で最後に残された、レストアされていない『XK120』なのです。今回、『ジャガー・エンスージアスト・クラブ』とともに、オークションを開催できることを心から楽しみにしています」

(GENROQ Web編集部)

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