アストンマーティン DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ登場! 最速のオープンモデルと主張

Aston Martin DBS Superleggera Volante

アストンマーティン DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ

究極のスーパーGTで快適なオープンエアを実現

アストンマーティンは、新型「DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ」を発表した。アストンマーティンを象徴する3つの名称を組み合わせたこの新しいフラッグシップモデルは、究極のスーパーGTであるDBSスーパーレッジェーラの刺激的な走行性能に、クラス最先端のコンバーチブルテクノロジーが組み合わせられたモデルだ。

アストンマーティンによるセカンドセンチュリープラン導入後に発表された、2番目のコンバーチブルモデルとなるDBSスーパーレッジェーラ ヴォランテは、チーフクリエイティブオフィサーのマレク・ライヒマン主導のもと、社内で設計及び開発作業が行われた。

開発にあたり、マーケットでもっとも美しいフラッグシップ“ヴォランテ”モデルの実現が目標に掲げられ、同時にクーペが備えている力強いダイナミクス、アグレッシブなキャラクター、驚異的なパフォーマンスを受け継ぐことも使命とされた。

「オープントップ スーパーGT」を目標に開発

エグゼクティブ・バイス・プレジデント兼、チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めるマレク・ライヒマンは、DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテについて以下のように語っている。

「DBSスーパーレッジェーラは、驚異的なパフォーマンスを特徴としています。そのため、私たちはヴォランテの開発にあたり、オープントップのスーパーGTでなければ実現することができない、官能的で刺激に溢れたキャビンを創出することに焦点を当てました」

「類まれなダイナミクス、美しさと荒々しさが融合したデザイン、完璧なハーモニーを奏でるアストンマーティン製5.2リッターV12ツインターボエンジンにより、このクルマは、長い伝統を誇る“ヴォランテ”の名称にふさわしいユニークで忘れがたいドライブ体験をご提供できると確信しています」

最高出力725psを発揮する5.2リッターV12ツインターボ

725psの最高出力と、900Nmの最大トルクを発生するアストンマーティン製5.2リッターV型12気筒ツインターボエンジンにより、圧倒的な加速性能だけでなく、最高速度340km/hを実現。0-100km/h加速はわずか3.6秒、0-160km/h加速は6.7秒という、抜群の加速性能も誇る。

900Nmの最大トルクは、カーボンファイバー製プロペラシャフトを経由して、車両後部にマウントされた新設計のZF製8速オートマチックトランスミッションに伝達。V12ツインターボエンジンが発生する強大なトルクに対応できるよう、強化されたこのトランスミッションは、最終減速比を低く設定してレスポンスと中間加速性能を高めている。また、専用開発されたアダプティブソフトウェアが車両の作動状況を測定し、ドライバーの要求に合わせて、適切なタイミングで適切なギヤを瞬時に選択する。

DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテは、異なるドライビングモードを選択することによって、ノイズレベルだけでなく、エモーショナルなキャラクターや特性も変化させることが可能だ。

「GTモード」を選択すると素晴らしいエキゾーストノートを楽しむことができるが、「スポーツモード」や「スポーツプラスモード」を選択すると、そのサウンドはさらに官能的なものとなる。通常のエンジン始動時には、圧倒的なパワーを予感させるサウンドを響かせる一方、新たに設定された「クワイエットスタート」を選択すると、周囲の環境に配慮した控えめなサウンドに変化する。

クーペにも匹敵するエアロダイナミクス

DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテは、クーペモデルのエアロダイナミクスを受け継ぎ、ボディ表面を流れるエアフローから最大の空力効果を得られるように設計。フロントでは、スプリッターとエアダムが協調して働き、アンダーフロアを通過するエアフローを加速。大きなダウンフォースを生み出すと同時に、フロントブレーキに十分な冷却エアを供給する。

新たに採用されたサイドストレーキは、フロントホイールアーチからエアを排出し、リフトを減少。高速安定性を高める効果をもつ。

フロントホイール後方には、カーリキューと呼ばれるエレメントを配置。エアを排出しながらボディサイドのエアフローを整える。その一方で、リヤのダブルディフューザーは、エアの流れを妨げないように後方へと排出することで、可能な限り効率的にリフトを抑制する。

美しいスタイルと耐久性を実現したルーフトップ

“ヴォランテ”というモデル名は、アストンマーティンのラインナップのなかで、オープントップルーフを備えたコンバーチブルモデル専用に使われている名称だ。

先進的なファブリックシステムを採用したルーフは、革新的な機能と美しい形状により、流れるようなラインを生み出すことに成功している。このコンバーチブルトップは、8層の断熱材と防音材を組み合わせているため、トップを閉じると、クーペに引けを取らない快適性を提供する。もちろん、トップを開ければV12から発せられる魅力的かつ豪快なサウンドをキャビンで味わえる。

ソフトトップ製のルーフに対応するため、「エアロブレードII」と呼ばれる革新的なシステムに改良を重ね、リヤエンドのダウンフォース量はさらに増加したことも注目だ。最高速度粋でのダウンフォースは、クーペよりわずか3kg少ない177kgを達成している。これは、車両のエアロダイナミクスが根本的に変化していることを考えると、驚くべき数値と言えるだろう。

10万回以上の開閉試験が実施されたコンバーチブル機構

アストンマーティンのエンジニアは、可能な限り最高品質のルーフと格納システムを設計しながら、相反する要素である美しいスタイルと耐久性を同時に実現することに成功。このコンバーチブルトップは、格納時にクラスでもトップレベルの260mmに収まっている。

その結果、トップ格納時でもシームレスで美しいスタイルを維持しながら最大限のトランク容量をも確保した。トップの開閉時間はそれぞれ14秒(開放時)と16秒(閉鎖時)。車内から操作することはもちろん、リモートキーを使用することで、クルマから2メートル以内の範囲であれば、車外から操作することもできる。

開発時には、灼熱のデスヴァレーや極寒の北極圏といった過酷な条件でテストが繰り返され、ルーフメカニズムには10万回以上の開閉試験を実施。10年分の経年変化を1ヵ月で再現するテストでは、ルーフメカニズムの機能が徹底的に検証されたた。

コンバーチブルトップは、ボルドーレッド、アトランティックブルー、タイタングレイを含む、合計8種類のカラーを用意。ルーフの内張りは、6種類のロコーナヘッドライナーを使用することで、さらにパーソナライズすることも可能となっている。

今回、アストンマーティンの“ヴォランテ”モデルとしては初めて、2×2ツイル・カーボンファイバー仕上げのウィンドスクリーンサラウンドが用意された。オプションでそのテーマをトノカバーやリヤウォーターフォールにも適用することができる。

2019年中盤からのデリバリーを予定

アストンマーティン・ラゴンダ社長兼グループCEOのDr.アンディ・パーマーは、DBSスーパーレッジェーラ・ヴォランテの発表に喜びを隠さない。

「アストンマーティン製V12ツインターボエンジンに勝るエンジンサウンドは、この世に存在しないでしょう。『DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテ』は、あらゆるクルマの中で、もっとも官能的なドライブ体験を提供するモデルのひとつです。このクルマは、コンバーチブルとスーパーGTという、2つの重要な側面を実現するために、我々のエンジニアとデザイナーが一切の妥協を排したアプローチを採用したことを証明しています」

DBSスーパーレッジェーラ ヴォランテの価格は、24万7500ポンド(英国)、29万5500ユーロ(ドイツ)、32万9100ドル(米国)となっており、日本における価格は未定。デリバリーは、2019年中盤から開始される予定だ。

(GENROQ Web編集部)

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