ラリー界のベストセラー「プジョー208 R2」、新型のテストがスタート!

PEUGEOT 208 R2

プジョー 208 R2

世界中のラリーで450台が走行する成功作

プジョーは、先日のジュネーブ・モーターショーで発表した、第二世代「208」のラリーカー仕様、「208 R2」のテスト写真を公開した。先代の208 R2は、世界中のプライベーターの間でベストセラーになっており、約450台を販売。その後継モデルが市販モデルに続き、早くも発表された形だ。

新型「208 R2」の初テストが行われたのは、フランス北東部のヴォージュ地方の舗装路。FIA R2C規定に則り開発され、1.2リッター直列3気筒ターボチャージャー搭載モデルがベースとなった。開発は昨年の夏から、プジョーのモータスポーツ部門である「プジョー・スポール」においてスタート。刷新されたパワートレーンや、エクステアリア変更による空力性能のアップなど、ベースモデルの進化は小さくないという。

プジョー・スポールのエンジニアは、スピードと信頼性の高さに加えて、ランニングコストをできるだけ低減させることを目標に開発。1.2リッター直列3気筒ターボエンジンはターボが大型化されたほか、エンジンマネージメントシステム、ギヤボックスなども刷新。また、軽量化を図りながらも、ボディ全体の剛性は向上している。

コストを低く抑えながらも、向上した戦闘力

プジョー・スポールのディレクターを務めるブルーノ・ファミンは、208 R2について、以下のように説明した。

「我々の最新作である208 R2が最初のテストを迎えられたことを嬉しく思います。カスタマー向けラリーカーの開発は、プジョー・スポールにとって非常に重要な活動です。新しい208 R2はカスタマーにとって、信頼性が高く、低いコストでドライブを楽しむことができるラリーカーになるでしょう。先代208 R2は大成功しましたし、我々はそのコンセプトを変えるつもりはありません」

「新開発の1.2リッター直3ターボの搭載によって、パフォーマンスはさらに向上することになります。今回、最初の走行テストを行なったことは大きなステップです。今後、数ヵ月間をかけて様々な路面やコンディションでテストを続け、可能な限りの走行実績とデータを得て行く予定です。最終的なテクニカルスペックを決定し、2020年シーズンから本格的な参戦準備が整うことになります」

ラリーでの経験が豊富なプジョー・スポールによる初テストは、問題なく終了しており、今後様々な路面でのテストが続けられたあと、2020年には1号車がデリバリーする予定だ。フランス国内選手権、WRC、各地域のラリーなどに順次デビューすると見られている。

(GENROQ Web編集部)

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