最大斜度40.4度!「アウディ e-tron 」がアルペンスキーコースにチャレンジ!

Audi e-tron

アウディ e-tron

伝説のコース「シュトライフ」に送り込まれた「e-tron」。

1月下旬、アウディは「FISアルペンスキー・ワールドカップ」が開催されるオーストリア・キッツビュールのハーネンカムに電動SUV「e-tron」を持ち込んだ。特別な装備をしつらえた「e-tron」が伝説のコース「シュトライフ(Streif)」の急斜面「マウスファーレ(Mausefalle:ネズミ捕り)」に挑戦したのだ。

アウディの製品・技術コミュニケーション担当責任者を務めるペーター・オベンドルファーは、今回の挑戦について以下のように説明した。

「アウディは昨年から『e-tron』の強靭さを様々なイベントで何度も証明してきました。パイクスピーク・ヒルクライム、ナミビアの塩田、そしてベルリンの高電圧テストベイなど、『e-tron』は過酷な環境下でテストされてきたのです。今回、強烈なマウスファーレを走破することで、限界を突破し、電気自動車とクワトロ・テクノロジーの可能性を実証することができました」

目の前に迫る最大斜度40.4度の急勾配。

キッツビュールのダウンヒルコース「シュトライフ」でも最も厳しい急勾配が「マウスファーレ」。その最大斜度は実に85パーミル(40.4度)を誇る。この究極のコースを登るために、アウディはフロントアクスルに1基、リヤアクスルに2基の追加電気モーターを搭載した「e-tron」の技術実証モデルを用意した。

「e-tron」技術実証モデルは、最大電力出力が370kW、ホイールトルクは8920Nmを達成。特別な条件下での使用を想定し、駆動トルクとトルク分配に関するソフトウェアが修正された。また、特別に開発されたスパイク付き19インチタイヤを装着し、低ミューの圧雪路に対応する。

ドライバーはDTM王者のマティアス・エクストローム。

「e-tron」技術実証モデルのステアリングを握ったのは、マティアス・エクストローム(写真)。彼はアウディのワークスドライバーとして、ワールド・ラリークロス選手権やドイツ・ツーリングカー選手権(DTM)で王座を獲得してきたトップドライバーだ。

「40.4度の斜度を目の当たりにして、最初は『これは不可能だ』と思ったんです。でも、これだけ厳しい地形でも『e-tron』のハンドリングに感銘を受けることになりました」

また、最大限の安全性を確保するために「e-tron」技術実証モデルには、ロールケージと6点式レーシングシートを装備。また、地元オーストリアの「レッドブル」がプロジェクトをサポート。レッドブルとアウディは、長年FISアルペンスキー・ワールドカップ「ハーネンカム大会」をスポンサードしている。

(GENROQ Web編集部)

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