【TOPIC】「ポールスター1」始動! ボルボ発の電動GTが市販に向けて動き出した。

POLESTAR 1

ポールスター ワン

EVにとって重要な「フィール」を研究中。

従来、ボルボのハイパフォーマンス部門だったポールスターがプレミアムEVを主軸にする独立ブランドに生まれ変わったのはご存じの通り。そのポールスターが現在、独自のテストプログラムを精力的にこなしている。テストの主役は「ポールスター1」と呼ばれる実走プロトタイプだ。

プログラムの内容は実走試験に加えて、クラッシュテスト、空力面の吟味、公道走行など多岐にわたる。とりわけシャシーダイナミクスとドライバーによるフィーリング評価はきわめて重要な領域だ。

運転してどう感じるか、一緒に過ごして快適か、そうした「フィール」が非常に大切なのだと同社CEOトーマス・インゲンラートは言う。

「すでに2018年に初期型プロトタイプで、シャシーとサスペンションの評価は終わっている。現在進行中のテストではステアリングのレスポンスと、トルクベクタリングのセッティングが優先事項だ」

ポールスターのチーフテストドライバー、ヨアキム・リドホルムはこう語る。

「ポールスター1に乗ると、すぐに自分がコントロールしているクルマがインプットに対して素早く反応しようとするのを感じるはずです。ポールスター1は運転が楽で、日常使いに供しても快適なGT。静粛でスムーズなハイブリッド ドライブトレインを搭載しています」

上質なGTを強調するリドホルムだが、次のように付け加えるのを忘れない。

「一方、ドライバーが望めば、600hpと1000Nmのパワー&トルクがもたらすスリルを瞬時に味わえます」

次のプロトタイプテストは2019年の始めにスタートし、同時に中国・成都で間もなく完成するポールスター プロダクション センターにて完成車第1号が製造される予定。これがプロトタイプ最後の1台となり、その後、最終スペックに従い、品質基準を満たしたプリプロダクションモデルが製造される。完全な生産型のデビューは2019年中旬を目指している。

独立ブランドとしてのポールスターが放つ初のモデル。その完成に期待したい。

TEXT/相原俊樹(Toshiki AIHARA)

(GENROQ Web編集部)

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