【1970 TOYOTA CELICA LB】巨匠の手によるカスタムペイントで“走るアート”と化したLBセリカ!

魅せて楽しむネオヒストリックチューンの提案!

マジョーラの魅力をRA35というキャンバスに表現!

1970年(昭和45年)にクーペモデルがデビューし、マイナーチェンジでは和製ムスタングとも言われたリフトバックモデルが追加されたのが初代セリカ。クーペモデルが“ダルマ”、リフトバックモデルが“LB”の愛称で呼ばれ、どちらにも熱狂的ファンの多かったクルマだ。

この初代セリカは、発売時期がちょうど排ガス規制が強化されつつあった時期と重なったことで、モデル途中で廃盤になったエンジンがあったり、キャブレターからインジェクションへの移行が行われ、それにともなって形式が変更されたりと、モデル&グレード構成などが非常に複雑な車種でもある。

そんな初代セリカを、既製の概念に捕らわれることなくカスタムしたのが、日本ペイントのマジョーラプロジェクト。

自社のカスタムペイント、マジョーラや取り扱いのハウスオブカラーを使って、アメリカンテイストに仕上げた車両は街ゆく人々を振り返らせるに十分な仕上がりを誇る。

ベースにされたグリーンは、ハウスオブカラーのティールというキャンディカラーで、下地に柄を入れるなどのテクニックが取り入れられているのがポイント。その塗装の上に、ブルー/パープル/オレンジ/ゴールドへと見る角度によって色が変化するマジョーラによるフレアラインやエアブラシが入れられるなどしている。

これらのカラーリングやエアブラシは、アメリカでカスタム塗装の巨匠と称される「エアシンジケート」のブレイザー氏と「キャルコンセプト」のディオン氏を招いて施されたという本格的なものとのことだが、その仕上がりはもはや芸術品レベルである。

エクステリアのみならずインテリアにも匠の技が投入されている。斬新なデザインで完全に作り直されたインテリアやオーディオのインストールは、尾林ファクトリー率いる音吉塾の手によるもの。

最新のカスタム塗料を使ったカラーリングやハイセンスに飾られたオーディオを満載した旧車は、ミスマッチが新鮮でイベント会場で注目を集めている。

PHOTO:Hiroki Iwashima

マジョーラをアクセントに使うことで、見る角度により色やトーンが違って見える不思議な仕上がり。カラーリングには透かし塗装のキャンディ、フレアやエアブラシ、ピンストライプなど、あらゆる手法を用いて仕上げられている。カスタムペイントの巨匠を本場アメリカから招いてオールペンから塗装まで施こしたのだ。

ジェットエンジンをイメージしたスピーカーレイアウトは圧巻だ。見事な造形に加え、LEDを間接照明に使うなど手の込んだ仕上がり。

時代感を取り払うため、ダッシュボードやドアパネルなどを完全に作り直した。左右対称に製作されたメーターパネルには、センターに大径のタコメーター、左右両端にはデジタルメーターを配置。すべてDefiブランドで統一。

動力系は基本的にノーマルのままだけど、純正ソレックス仕様の18R-Gエンジンなどの機関系はまだまだ現役。

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