【SUPER TUNED MEMORIES】ロケットバニーの名を世界に知らしめた「はじまりの1台」【GReddy × ROCKET BUNNY FR-S】

時は2012年、ここから三浦慶の世界戦略が幕を開けた

極限の低さと深リムが魅せる個性

GReddyとロケットバニーのダブルネームで販売されている86用ワイドボディキット。そのデザインを担当したのが『ロケットバニー』や『6666カスタムズ』といったエアロブランドを手がけているTRA京都の代表、三浦 慶さんであることは、いまさら語るまでもない。

このマシンはTRA京都のデモカーであり、三浦さんの嗜好が強く反映された1台。両車ともサイオンFR-Sをベースとしているが、正統派スポーツメイクのトラストに対して、ロケットバニーはその車高やホイールセレクトでヤンチャな仕立てとされた。

ロケットバニーや6666カスタムズに共通するコンセプトは、70~80年代スタイルの現代アレンジ。張り付けタイプのワイドフェンダーは、まさにアイデンティティと言えよう。そして、それは交換タイプのワイドフェンダーに対してコストパフォーマンスに優れることも採用理由である。

ビス留めされたフロント片側40mm、リヤ片側65mmのオーバーフェンダーの迫力に加え、極限まで落とされた車高、ホイールのリム組み換えによって実現した深リムなど、最新のスポーツカーをベースとしつつオールドスクールなヘラフラッシュを構築。さらに、排気系ではオリジナルの直管マフラーを製作するなど、独自の世界観を追求している。

FR-Sで賑わったSEMAショー2012において圧倒的な装着率を誇ったこのワイドボディキット。この上ない迫力を感じさせる一方で、ベースデザインを活かした設計となっているために見事な融和を果たす。だからこそ、カラーリングやホイールなど組み合わせるパーツなどの方向性によって、異なる個性が演出できるのである。

PHOTO:Hirotaka Minai

フロント片側40mmワイド、リヤ片側65mmワイドとなる張り付けタイプのフェンダー。現在の主流であるボトムラインまでを覆うデザインではなく、ウエストラインでまとめてシャープさを強調。フェンダーアーチはノーマル比10mm上げとし、ローダウンへの対応力も高めている。

ウインカーベゼルはエアダクトに換装。ホイールはリム組み換えによってゼロオフセット化したBBS RS。スペーサーを駆使して強烈なディープリムを見せつける。

マフラーはロケットバニーのオリジナル。メインパイプ70φ&出口80φのフル直管仕様で、第2触媒以降の交換タイプ。

翼端板にロケットバニーのロゴを抜いたリヤウイング。トランクリッドに専用ステーでガッチリと固定される。

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web option編集部

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